おとぼけ歴史クイズ

 百人一首競技大会(近江神宮)で競技の最初に詠みあげる歌は?
放送日
2015.01.08

 みなさん、お正月、百人一首で遊びましたか。百人一首の日本チャンピオンを決定する男子の名人戦、女子のクイーン戦は、毎年1月、滋賀県の近江神宮で開催されます。
 その競技が開始される、「さあ始めるぞ」という時には、まず百人一首に入っていない歌から詠まれます。その歌は、どの歌でしょう。
@ 「あかねさす 紫野(むらさきの)行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る」(額田王)万葉集。
A 「倭(やまと)は 国のまほろば たたなずく 青垣山隠(ごも)れる 倭しうるわし」(倭健命)古事記。
B 「難波津に 咲くや此の花 冬ごもり 今を春べと 咲くや此の花」(王仁わに)古今和歌集。
正解はB
 百人一首の競技は、記憶と戦術、瞬発力とスタミナ、インスピレーションが要求され、別名「畳の上の格闘技」といわれています。
 両者が向かい合って対峙し、取り札を並べ、若干の記憶をタイムを経て競技が開始されます。詠み手が、最初に詠うのは「難波津に 咲くや此の花 冬ごもり 今を春べと 咲くや此の花」なんです。
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