阪神淡路大震災も忘れてはならない郷土の歴史
  (郷土史にかかる談話 4)

阪神淡路大震災も忘れてはならない郷土の歴史  

 神戸・兵庫の私たちにとって、歴史上の大事件は何と言っても「阪神淡路大震災」です。正に、未曾有の出来事だったのです。

 阪神淡路大震災の経験を語り継ぎ、甚大な被害をこうむって得た貴重な教訓を未来に活かさなければなりません。世界中の人々が、災害にどう対処すれば良いのか、日頃からの心構え、市民をはじめ地域の協力や支援、行政政策のあり方などを学ぶことができる 「人と防災未来センター」が三宮の東、激甚被災の地、復興のまちHAT神戸に2002年オープン。
 人と防災未来センターには、「西館」と「東館」があります。
阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」のホームページへ
展示
フロア
施 設
内 容
西館 4階

震災追体験
フロア
震災以前のまち 1.17シアター前室、震災以前の神戸のまち並み
1.17シアター 阪神・淡路大震災の地震破壊のすさまじさを大型映像と音響で体感します。(上映時間7分)
・毎時00分、20分、40分上映
震災直後のまち 震災直後のまち並みをジオラマ模型でリアルに再現しています。
大震災ホール 復興に至るまでのまちと人を、直面する課題とともにドラマで紹介します。(上映時間15分)
3階

震災の記憶フロア

@被災の状況、Aまちの変化(定点観測)、B震災オリエンテーション、C震災からの復興をたどる「震災学習テーブル」、D震災の記憶を残す「記憶の壁」、E震災資料のメッセージ、F文字音声ガイド携帯端末「ハンディガイド」、G震災・復興ケッセージ、H語り部コーナー、I被災したわがまちの光景〜記録写真でたどる阪神・淡路大震災〜
2階
防災・減災
体験フロア
@災害の衝撃(ディザスターインパクト) 、A災害情報ステーション、B災害検索テーブル「地域の危険度情報」、D防災教育副読本「明日に生きる」、E防災・減災を学ぶ、F防災未来ギャラリー
1階 ガイダンスルーム 【震災学習プログラム】
予約制・(2)(3)は小中学生対象平日のみ。
(1)「語り部」による震災時の体験談
(2)センター研究員による防災セミナー
(3)報道機関記者による災害取材等に関する講義
エントランス 東海・東南海・南海地震による津波の記録
5階 資料室 【資料閲覧・防災学習】無料ゾーン
資料室では阪神淡路大震災や防災に関する資料の収集、保存、公開を行っています。
・5階資料室へは北エレベータをご利用下さい。
西館南側 大型実物資料展示 阪神高速道路の損傷橋脚の基部
東館 3階
水と減災について学ぶフロア @いのちの星の奇跡、A水辺のギャラリー、B水の星の讃歌、C水の星の讃歌から風水害の脅威への通路部分、D風水害の脅威、E市民ギャラリー、Fあしたへ向かって、G多目的スペース
1階 こころのシアター 3D映像をご覧いただきます。
@葉っぱのフレディ、
A東日本大震災津波の痕跡2011-2013

(『阪神淡路大震災記念・人と防災未来センター』より)
●利用者の状況(平成26年度)
利用者総数 507,714人(1日平均 1,627人)(うち有料展示プログラムは265,999人)
※開設以来の利用者総数は、平成24年7月27日、延べ500万人に達しました。
 平成25年度末で、総利用者数は6,59,人。
利用者の状況
(有料展示利用)
大人40.4%、高校・大学生10.4%、小・中学校49.2%。 団体69.1%、個人30.9%

利用者の年代・性別
(アンケート)

年代@〜10代63.3%、A20代10.8%、B30代7.2%、C50代5.9%、D40代5.3%・・・・・
性別@男性48.3%、A女性43.8%、B無回答8.0%
利用者の地域
(有料団体)
@近畿40.4%、A東海・北陸12.3%、D海外11.3%、C四国9.1%、D中国9.1%、E九州・沖縄8.6%、F関東6.6%、G北海道・東北2.5%、
利用者の都道府県
(有料団体)
@兵庫県、A海外、B大阪府、C岡山県、D愛知県、E高知県、F和歌山県、G京都府、H熊本県、I広島県・・・・・
海外からの来観者
(団体予約)
20,736人(対前年度115.2%)。@ベトナム、Aマレーシア、B韓国、Cタイ、E中国、Fインドネシア・・・(従来は、韓国、台湾、中国で半数以上を占めていた)
利用者多数月 @10月、A5月、B11月、C1月、D9月、E12月・・・・・
利用の動機
(アンケート)
@阪神・淡路大震災の状況を知りたい24.9%、A学校行事で24.4%、B防災に関する情報を知りたい11.1%、C会社・団体の行事で8.5%、・・・・・H東日本大震災が契機1.7%・・・・・
利用の印象
(アンケート)
・また来たい90.9%(是非34.9%、機会が有れば56.0%)
・知人に紹介したい89.6%(是非49.4%、機会が有れば40.2%)
※2011年度(平成23年度)では、約59万人が入館しています。そのうち、有料展示利用で大人が13.5万人(39%)、高校生大学生3.4万人(10%)、小学生中学生等17.3万人(51%)で、大人と学生・子供がほぼ4対6で、子供たちの方が多くなってきました。 以前は、半々の比率でしたが、2011年3月11日の東日本大震災以降は、一層の災害・防災・減災への知識欲や学習欲が高まりを見せて、小中学生を中心として来館者が急増(昨年度の約2割増し)しています。
 文字音声ガイド携帯端末(日本語・英語・韓国語・中国語の4ヶ国語対応)も用意されています。また、展示解説をお願いできるボランティアツアーガイドさんや研究員さんが待機しています。 5月、10月、11月の行楽・修学旅行シーズンが人気です。
 人と防災未来センターは、この展示・情報発信のほか、震災防災資料の収集・保存、災害対策・防災等の専門家の育成、東日本大震災など災害対応の現地支援、実践的な防災研究、そして研究家・市民たちとの交流など、各種の事業を実施しています。
 ここを管理運営しているのは、公益財団法人ひょうご震災記念21世紀研究機構です。私が勤めていたこの研究機構では、人と防災未来センターのほか、兵庫県こころのケアセンター(トラウマ・PTSDなどのこころのケアに関する調査研究、研修、相談・診察、情報発信、普及啓蒙等を行っています)も管理運営しており、両センターとの連携による政策研究を行うシンクタンクでもあります。 (写真右は、震災で倒壊した阪神高速道路の橋脚)
 阪神淡路大震災は、郷土の私たちにそれぞれのドラマを内包させている一大エポックなのです。その史実を世界に後世に伝える「人と防災未来センター」に、みなさまも是非一度、また友人知人たちを案内して観覧に来て下さい。
(2009年6月〜2015年8月) 

 詳しい情報は、次の連絡先・ホームページをご参照ください。 

●阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」

 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
 電話 078-262-5050(観覧案内)
 http://www.dri.ne.jp/

●(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構

 〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
 電話 078-262-5580
 http://www.hemri21.jp/
このほか、阪神淡路大震災の震源地近くの地震断層の現れた地域に開設された保存館もあります。 

●野島断層保存館(北淡町震災記念公園)
 〒656-1736 淡路市小倉177
 電話 0799-82-3020
 http://www.nojima-danso.co.jp/
※下の写真をクリックして下さい。リンクします。

(50)公開された阪神淡路大震災のオーラルヒストリー(口述記録)

(30)阪神淡路大震災
の記憶を未来につなぐ
災害遺産・震災メモリアル

(41)阪神淡路大震災への教訓にならなかった明治・大正期の神戸群発地震と明石海峡東部地震

(18)ひょうごに災害を及ぼした主な地震一覧
(pdf)

(8)夢灯す、光の彫刻
「神戸ルミナリエ」


編集担当図書紹介
『災害対策全書』
※全国で好評、品切れ近づく。中国語翻訳の出版。増補版が進行中

FMわいわい番組「ゆうかりに乾杯!」放送記録
(70) 東日本大震災の被災地を再訪して
(2013年9月放送)(pdf)

(26)ロンドン大火からの復興を記念する「ザ・モニュメント」(英国)

FMわいわい番組「ゆうかりに乾杯!」放送記録
(88) 福島の原発事故被災地を訪問
(2014年11月放送)(pdf)

共著紹介
『阪神・淡路大震災から
20年 私のたたかい』

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