兵庫県の令和元年度観光客動態調査結果(速報)  
1.観光入込客数
 令和元年度の観光入込客数は、ゴールデンウィークが10日間の大型連休となったことや、ラグビーワールドカップ2019開催による集客があったものの、暖冬によるスキー場の雪不足や、新型コロナウイルス感染症の影響により、前年度を46万人下回る、1億3,651万人(▲0.3%)となった。
<参考:調査対象>
・調査対象期間 平成31年4月〜令和2年3月
・調査対象基準 年間入込客数10,000人以上もしくは特定月5,000人以上の施設等
・調査対象地点数 約1,200地点
(1)地域別の状況について
 ラグビーワールドカップ2019(神戸市)や、明石城築城400 周年・明石市政100 周年記念イベント(明石市)などもあり、神戸など6地域で増加した一方、但馬や西播磨などスキー場立地地域では、暖冬による雪不足の影響を受け減少した。
                                                                              (単位:千人)
<主な増減要因>

(2)日帰・宿泊別の入込状況
 日帰客が1億2,467 万人(全体比91.3%)、宿泊客が1,184 万人(同8.7%)となった。神戸、中播磨、西播磨、但馬、淡路は、宿泊客の割合が全県平均を上回った。
 《地域別の日帰り客・宿泊客の入込状況(単位:千人)》
(3)目的別の入込状況
 目的別として多い順に、スポーツ・レクレーション(3,663 万人)、歴史・文化(2,946 万人)、行祭事・ イベント(2,561 万人)となった。
(4)四季別の入込状況
 春はゴールデンウィークが大型連休となったことにより増加したものの、冬は暖冬によるスキー場の雪不足や新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少した。
(5)主要観光施設への入込客数(社寺参拝・イベント等を除く。施設名・入込客数の公表可能施設のみ)
 1 位は、前年度と同じ阪神甲子園球場となった。2位は、明石城築城 400 周年・明石市政 100 周年記念イベント開催などにより明石公園となった。
 《主要観光地への入込客数》  
上位10施設(社寺参拝、イベント等を除く。施設名・入込客数の公表可能施設のみ   (単位:千人)

2 経済波及効果等
(1) 県内観光消費額・観光産業県内総生産
 令和元年度県内観光消費額(名目)は、消費増税などにより旅行費用の単価が上昇し、1兆3,114 億円 (対前年度比 7.3%増)、観光産業の付加価値額である観光産業県内総生産(名目)は 7,475 億円(同 5.8%増)である。
 また、物価変動を除いた観光産業県内総生産(実質)は、7,299 億円(同4.9%増)、これは、実質県内総生産比3.5%である。

(出典):兵庫県統計課「兵庫県民経済計算」 、兵庫県観光振興課「兵庫県観光動態調査報告」 、国土交通省「旅行・ 観光動向調査」 、 (公社)日本観光振興協会発行「観光の実態と志向」掲載の単価等を用いて推計。

※1 観光消費額 = 観光客数 × 観光消費単価(交通費、宿泊費、飲食費、土産代、施設入場料 等)
※2 観光産業県内総生産= 観光消費額 × 付加価値比率(兵庫県統計課「兵庫県民経済計算」に基づく)
   (名 目)実際に市場で取引されている価格(市場価格)に基づいて推計された値
   (実 質)基準年次(平成23年)からの物価の変動分(上昇・低下)を名目値から取り除いた値
(2) 県内観光消費額の経済波及効果概要
 「平成27 年兵庫県産業連関表」をもとに推計した結果、県内観光消費額(1兆3,114 億円)にかかる経済波及効果(生産誘発額)は、1 兆9,326 億円(対前年度比7.4%増)、県内観光消費により新たに生み出された付加価値誘発額は、1兆622 億円(同8.0%増)、創出された就業者誘発数は、218 千人(同8.5%増)となった。

 ○ 経済波及効果(=直接効果+間接効果)
                            ・直接効果:県内観光消費額
                            ・間接効果:産業連関分析により経済波及効果を推計
< 参 考 資 料 >
地域別主要施設・イベントの入込状況一覧
(兵庫県産業労働部観光局観光企画課から提供いただきました)
過年度(〜平成30年度)の調査結果(確定分)については、
兵庫県庁(観光振興課)のホームページ「観光客動態調査」をご覧下さい。
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