姫路市の観光について(平成28年度)
 
ツーリズム関連の資料・データ集 (5)
姫路市の観光(入込客数・観光動向)について(平成28年度) 

第1章 姫路市入込客数調査
1.総入込客数
 平成28年度の姫路市総入込客数は総延べ数1026万6千人で、平成27年度に比べて163万6千人減少(前年度比13.7%減)となった。
 平成28年度は平成27年度と比較すると、全体的に減少しているが、これは、平成27年3月の姫路城グランドオープンに伴う集客効果に落ち着きが見られることや、平成27年度には、姫路城グランドオープン祝賀事業として、3Dプロジェクションマッピング等のイベントを実施したことにより、観光客が一時的に増加たことによる。


平成の大改修から姿を見せた姫路城
観光施設総入込客数の内訳(単位:千人)
区 分
総入込客数
観光施設入込客数
まつり・イベント入込客数
スポーツ・自然観賞等入込客数
平成16年度
7,004
3,639
2,565
800
平成17年度
8,506
3,652
3,031
1,823
平成18年度
8,799
3,841
3,013
1,945
平成19年度
8,597
4,014
2,415
2,168
平成20年度
10,518
4,643
3,624
2,251
平成21年度
9,674
4,615
2,635
2,424
平成22年度
7,919
3,047
2,540
2,332
平成23年度
8,970
3,566
3,037
2,367
平成24年度
8,223
3,614
2,208
2,401
平成25年度
9,187
3,989
2,868
2,330
平成26年度
9,148
4,635
1,827
2,686
平成27年度
11,902
6,646
2,345
2,911
平成28年度
10,266
5,618
1,977
2,671
【観光施設】姫路城・美術館・県立歴史博物館・姫路文学館・好古園・動物園・手柄山遊園・温室植物園・水族館・平和資料館・埋蔵文化財センター・姫路科学館・星の子館・県立こどもの館・自然観察の森・書写の里美術工芸館・水の館・書写山圓教寺 ・名古山霊苑(仏舎利塔)・太陽公園・姫路セントラルパーク
※平成25、26年度はひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館を含む
2.ゾーン別主要観光施設入込客数
 姫路市内の観光施設を「姫路城周辺」、「手柄山周辺」、「書写山周辺」、「桜山周辺」の4つのゾーンと「その他」に分類し、それぞれの入込客数の傾向をみると「姫路城周辺」が全体の62.0%を占め(348万1千人)、次いで県立こどもの館等が含まれる「桜山周辺」が13.3%(75万1千人)、姫路セントラルパークが含まれる「その他」が12.5%(70万4千人)、「手柄山周辺」が7.5%(41万9千人)、「書写山周辺」が4.7%(26万3千人)となっている。
 次に、対前年度比でみると、「桜山周辺」が17.5%増加している。
ゾーン別主要観光施設入込客数(単位:千人)
区 分
姫路城周辺
手柄山周辺
書写山周辺
桜山周辺
その他
合計
平成16年度
1,570
484
306
699
580
3,639
平成17年度
1,548
496
281
758
530
3,613
平成18年度
1,674
470
266
772
648
3,830
平成19年度
1,974
452
257
698
622
4,003
平成20年度
2,591
410
287
698
641
4,627
平成21年度
2,564
267
339
655
776
4,601
平成22年度
1,152
292
263
701
625
3,033
平成23年度
1,374
569
226
728
654
3,551
平成24年度
1,437
500
226
739
690
3,592
平成25年度
1,703
440
238
918
690
3,989
平成26年度
2,363
440
271
826
435
4,635
平成27年度
4,402
465
315
639
825
6,646
平成28年度
3,481
419
263
751
704
5,618
平成27・28比較(%)
△20.9
△9.9
△16.5
+17.5
△14.7
△15.5
3.市内観光施設別入込客数
 
市内観光施設の入込客数をみると、姫路城周辺施設では、姫路城で211万2千人(26.3%減)をはじめとして、全体的に減少しているが、県立歴史博物館では11万3千人(5.6%増)と増加している。 
 手柄山周辺では、全体で41万9千人(9.9%減)、書写山周辺では、全体で26万3千人(16.5%減)となっている。 
 桜山周辺では、施設の大規模改修工事が終わり、休館していた施設が再開したこともあり、全体で75万1千人(17.5%増)と増加した。
平成28年度 主要観光施設別観光入込客数(単位:千人)
合 計(平成28年度)
5,618
書寫山周辺
263
書寫山圓教寺
226
姫路城周辺
3,481
姫路城
2,112
書寫の里・美術工芸館
37
動物園
642
桜山周辺
751
自然観察の森
24
美術館
99
こどもの館
367
歴史博物館
113
星の子館
144
姫路文学館
66
姫路科学館
216
好古館
449
その他
704
姫路セントラルパーク
564
手柄山周辺
419
手柄山遊園
162
仏舎利塔
14
水族園
202
太陽公園
86
温室植物園
37
日本玩具博物館
19
平和資料館
18
 
※1 こどもの館は平成27年11月9日から平成28年4月9日まで休館
※2 姫路科学館は平成27年10月19日から平成28年7月14日まで休館
※3 記載外の施設を含む
4.月別入込客数
 月別の入込客数として最も多いのは「10月」で122万9千人、最も少ないのは「12月」で53万7千人となった。平成27年度は姫路城グランドオープン祝賀イベントの開催により、5月が突出して多いが、平成28年は10月が最も多く、例年と同様の傾向となった。なお12月は、姫路城ナイトアドベンチャーイベント等の開催により、入込客数が前年度より4.1%増加している。
5.外国人観光客数
(1)姫路城
 姫路城の外国人入城者数は、訪日客の増加とともに、姫路城グランドオープンによるPR効果に伴い、36万5千人(19.3%増)と増加している。言語別でみると、韓国語圏の観光客は若干減少しているが、英語圏や中国語圏、フランス語圏は増加している。
 平成28年度これは、全国的な訪日外客の増加傾向と姫路城グランドオープンの時期が重なり、積極的な情報発信が効果を発揮したものと考えられる。
※姫路城の外国人観光客数の推移(千人):
166(h20)、157(h21)、79(h22)、35(h23)、49(h24)、57(h25)、83(h26)、306(h27)、365(h28)
(2)姫路市観光案内所(姫路観光なびポート)
  平成28年度の姫路市観光案内所(姫路観光なびポート)の国(地域)別の傾向としては、台湾が前年度に引き続き多い傾向にある。また、フランスやアメリカといった国々が上位を占め、全体的に欧米からの観光客が増えている。
※同所での外国人観光客対応者数(全23,868人):
@台湾4,419、Aフランス1,343、Bアメリカ1,179、Cスペイン1,174、Dタイ1,056、Eオーストラリア1,000、、F中国988、G韓国861、H香港692、Iイタリア571
6.ループバス及び観光レンタサイクルの利用状況
@城周辺観光ループバス乗車状況
運行日数304、運行回数6,119、乗車人数143,764、1便平均乗車人数23.5、最盛期8月(18,792人)。
A観光レンタサイクル利用状況
利用人数10,220、1日平均28.0、 地域別(県外3,840、県内901、市内252、外国人5,227)、目的別(観光10,172、買い物12、その他36)
Bコミュニティサイクル(姫ちゃり)利用状況
利用人数23,764、、1日平均利用人数88.7、利用回数 35,193、1日平均利用回数131.3
7.観光施設等入込客数(推計実人数)
 6.までは、市内の各施設やイベント会場等への入込客数を中心に記載しているが、ここでは、「観光入込統計に関する共通基準」に準じて実施した姫路市観光動向調査の結果に基づき、市内の複数の観光地点を訪れた割合を時期、区分毎に算出し、 市内の観光施設を訪れた実人数を推計した。対象とする観光施設等の条件は、@非日常利用が主であること、A入込客数が適切に把握できること、B前年の入込客数が年間1万人以上もしくは、前年の特定月の入込客数が5千人以上であることとしている。
 平成28年度の実人数の推計は629万8千人であった。日帰りの入込客数は7〜9月、市内施設への宿泊客については4〜6月が最も多くなっている
第2章 姫路市観光動向調査
 この調査は、市内の主要観光施設を訪れた人を対象に対面式アンケートを実施したもので、調査内容は「観光入込統計に関する共通基準」(国土交通省観光庁、平成21年12月策定。平成25年3月改訂。以下「共通基準」と表記)に準じている。 
1.調査の目的
 観光客の動向や特性、現状等を把握することにより、本市の観光施策を効果的に推進することを目的としている。
2.調査の概要
@調査実施:平成28年5月、9月、10月、12月、平成29年2月の土曜日各1日
A調査場所:姫路城(日本人・外国人)、姫路市立水族館(日本人)、書写山ロ圓教寺(日本人・外国人)、姫路セントラルパーク(日本人)の4箇所
B調査人数:日本人1,211人(男性666人、女性545人)、外国人293人(男性175人、女性118人)
C外国人調査:姫路城と書写山圓教寺の2箇所で、英語及び中国語による調査を実施した。なお、日本人と外国人と表記しているが、その区分は、外国語調査票の使用の有無を基準としている。
D姫路城での調査結果について:今年度より、全体の調査結果と姫路城での調査結果を併記している。
3-1.調査結果(日本人観光客)
(1) 来訪者の居住地
 来訪者の居住地は、「近畿」が72.3%を占めており、次いで「中国地方」(8.0%)、「関東地方」(6.0%)、「東海地方」(5.8%)、の順となっている。   「近畿地方」の内訳としては、「兵庫県」が75.7%を占めており、次いで「大阪府」(15.7%)、「京都府」(3.8%)、「滋賀県」(2.4%)の順となっている。 
(2) 調査地点前後の訪問県
 調査地点前後の訪問県は、全体では「岡山県」が最も多く31.0%で、次いで「大阪府」が24.1%となっている。また、姫路城でも「岡山県」が最も多く28.6%で、次いで「大阪府」が26.2%となっている。
 調査地点後では、全体では「大阪府」が最も多く30.6%、次いで「岡山県」が22.2%となっている。また、姫路城でも「大阪府」が最も多く38.0%、次いで「島根県」が20.0%となっている。
(3) 年齢
 来訪者の年齢は、全体では「30歳代」が最も多く31.6%、次いで「20歳代」が18.4%となっている。姫路城では「40歳代」「50歳代」が最も多く20.3%、水族館では「30歳代」が最も多く45.3%、書写山圓教寺では「50歳代」が最も多く27.1%、姫路セントラルパークでは「30歳代」が最も多く48.2%となっている。
(4) 旅行形態
 旅行形態は、全体では「日帰り」が75.0%、「宿泊」が25.0%となっている。また宿泊者のうち、「市外宿泊」が56.8%、「市内宿泊」が43.2%となっている。また、姫路城では「日帰り」が44.9%、「宿泊」が55.1%となっている。また宿泊者のうち、「市外宿泊」が75.8%、「市内宿泊」が24.2%となっている。
(5) 宿泊施設(市内宿泊者)
 宿泊施設は、「ホテル」が最も多く77.1%、次いで「旅館」が9.2%となっている。
(6) 旅行の同行者
 旅行の同行者は、全体では「家族」が最も多く71.5%、次いで「友人」が18.9%となっている。 また、姫路城でも「家族」が最も多く62.5%、次いで「友人」が23.9%となっている。
(7)来訪動機となった主な情報源
 来訪動機となった主な情報源は、全体では「友人・知人の勧め」が最も多く33.3%、次いで「テレビ」が21.1%となっている。一方、姫路城では「テレビ」が最も多く44.1%、次いで「友人・知人の勧め」が25.1%となっている。
(8) 姫路市への訪問回数(市外在住者)
 市外在住者の姫路市への訪問回数は、全体では「1回目(初めて)」が最も多く39.8%、次いで「4回目以上」が33.5%となっている。また、姫路城では特に「1回目(初めて)」が多く56.9%、次いで「2回目」が20.8%となっている。
(9) 交通手段(全行程)
 交通手段は、全体では「自家用車、社用・公用車」が最も多く73.4%、次いで「JR在来線」が12.8%となっている。また、姫路城でも「自家用車、社用・公用車」が最も多40.4%、次いで「JR在来線」が30.5%となっている。
(10) 消費額(全行程にかかる費用)
 消費額は、全体で「1万円〜3万円」が最も多く29.8%、次いで「千〜5千円」が27.8%となっている。また、姫路城でも「1万円〜3万円」が最も多く31.8%、次いで「3万円〜5万円」が22.1%となっている。
(11) 交通費(全行程にかかる経費)
交通費は、全体では「千円〜5千円」が最も多く42.4%、次いで「千円未満」が23.7%となっている。また、姫路城でも「千円〜5千円」が最も多く31.4%、次いで「1万円〜3万円」が23.4%となっている。
(12) 土産代(市内消費分)
 土産代は、全体で「2千円〜5千円」が最も多く52.5%、次いで「千円〜2千円」が22.4%となっている。また、姫路城でも「2千円〜5千円」が最も多く50.5%、次いで「5千円〜1万円」が18.3%となっている。
(12)飲食費(市内消費分)
 飲食費は、全体では「2千円〜5千円」が最も多く39.1%、次いで「千円〜2千円」が31.0%となっている。また、姫路城でも「「2千円〜5千円」が最も多く43.2%、次いで「千円〜2千円」が22.8%となっている。
3-2.調査結果(外国人観光客)※姫路城・書写山圓教寺で調査
(1) 来訪者の居住地<外国人>
@ 全体:来訪者の居住地(全体)は、「台湾」が18.5%を占めており、次いで「中国」(17.8%)、「日本」(10.9%)、「アメリカ」(7.8%)の順となっている。
A姫路城:来訪者の居住地(姫路城)は、「台湾」が22.1%を占めており、次いで「中国」(15.7%)、「日本」(9.4%)、「アメリカ」(7.9%)の順となっている。
(2) 調査地点前後の訪問都道府県<外国人>
 調査地点前の訪問都道府県は、全体では「大阪府」が最も多く89.7%で、次いで「京都府」が69.0%となっているまた、姫路城でも「大阪府」が最も多く83.5%、次いで「京都府」が73.5%となっている。
 調査地点後は、全体では「大阪府」が最も多く67.4%、次いで「京都府」が32.1%となっている。姫路城でも「大阪府」が最も多く70.3%で、次いで「京都府」が29.7%となっている。
(3)年齢<外国人>
 来訪者の年齢は、ぜんたいでは「20歳代」が最も多く36.2%、次いで「30歳代」が27.3%となっている。姫路城でも「20歳代」が最も多く36.1%、書写山圓教寺でも「20歳代」が最も多く36.3%となっている。
(4)旅行形態<外国人>
  旅行形態は、全体では「日帰り」が5.5%、「宿泊」が94.5%となっている。また宿泊者のうち、「市外宿泊」が78.3%、「市内宿泊」が21.7%となっている。 また、姫路城では「日帰り」が3.7%、「宿泊」が96.3%となっている。また宿泊者のうち、「しがい宿泊」が81.5%、「市内宿泊」が18.5%となっている。
(5)宿泊施設(市内宿泊者)<外国人>
 宿泊施設は、「ホテル」が最も多く68.3%、次いで「旅館」が18.3%となっている。
(6)旅行の同行者<外国人>
 旅行の同行者は、全体では「家族」が最も多く44.4%、次いで「友人」が37.9%となっている。また、姫路城では「家族」、「友人」が最も多く41.4%、次いで「単身」が15.2%となっている。
(7)来訪動機となった主な情報源<外国人>
 来訪動機となった主な情報源は、全体では「友人・知人の勧め」が最も多く39.0%、次いで「市観光関係ホームページ」が28.0%となっている。
(8)姫路市への訪問回数(市外在住者)<外国人>
 市外在住者の姫路市への訪問回数は、全体では「1回目(初めて)」が最も多く91.4%、次いで「2回目」が3.3%となっている。また、姫路城でも「1回目(初めて)」が最も多く95.0%、次いで「2回目」が2.2%となっている。
(9)交通手段(全行程)<外国人>
 交通手段は、全体では「飛行機」が最も多く90.1%、次いで「JR在来線」が70.6%となっている。また、姫路城でも「飛行機」が最も多く91.6%、次いで「JR在来線」が70.2%となっている。
(10)消費額(全行程にかかる費用)<外国人>
 消費額は、全体では「10万円以上」が最も多く64.5%、次いで「5千円〜1万円」が9.6%となっている。また、姫路城でも「10万円以上」が最も多く69.5%、次いで「1万円〜3万円」が8.4%となっている。
(11)交通費(全行程にかかる費用)<外国人>
 交通費は、全体では「5万円以上」が最も多く73.7%、次いで「千円〜5千円」が9.3%となっている。また、姫路城でも「5万円以上」が最も多く74.5%、次いで「千円〜5千円」、「1万円〜3万円」が7.4%となっている。
(12)土産代(市内消費分)<外国人>
 土産代は、全体では「2千円〜5千円」が最も多く44.5%、次いで「千円〜2千円」が24.7%となっている。また、姫路城でも「2千円〜5千円」が最も多く40.7%、次いで「千円〜2千円」が21.0%となっている。
(13)飲食費(市内消費分)<外国人>
 飲食費は、全体では「2千円〜5千円」が最も多く39.0%、次いで「千円〜2千円」が37.7%となっている。また、姫路城でも「2千円〜5千円」が最も多く44.5%、次いで「千円〜2千円」が32.4%となっている。
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平成27年

平成26年

平成25年



※「平成28年度 姫路市入込客数、観光動向調査報告書」(姫路市産業局観光交流振興室)より
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