姫路市の観光について(平成26年度)
 
ツーリズム関連の資料・データ集 (5)
姫路市の観光について(平成26年度) 
第1章 姫路市入込客数調査
1.総入込客数
 平成26年度の姫路市総入込客数は914万8千人で、平成25年度に比べて1万5千人減少(前年度比0.2%減)となった。平成26年度は平成25年度と比較すると、「観光施設入込客数」が増加したものの、「まつり、イベント入込客数」が減少した。これは、平成25年度は20年に1度開催される「三ツ山大祭」があったことによるものである。
 また、観光施設では、姫路城グランドオープンに伴い3月に12万人の入込客数があり、平成25年度より3万8千人多い91万9千人が姫路城を訪れた。さらに、「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」も、閉館した平成27年1月までに49万人の来場があり、観光施設全体の入込客数でも平成25年度と比べ、64万6千人増加となった。
観光施設総入込客数の内訳(単位:千人)
区 分
総入込客数
観光施設入込客数
まつり・イベント入込客数
スポーツ・自然観賞等入込客数
平成16年度
7,004
3,639
2,565
800
平成17年度
8,506
3,652
3,031
1,823
平成18年度
8,799
3,841
3,013
1,945
平成19年度
8,597
4,014
2,415
2,168
平成20年度
10,518
4,643
3,624
2,251
平成21年度
9,674
4,615
2,635
2,424
平成22年度
7,919
3,047
2,540
2,332
平成23年度
8,970
3,566
3,037
2,367
平成24年度
8,223
3,614
2,208
2,401
平成25年度
9,187
3,989
2,868
2,330
平成26年度
9,148
4,635
1,827
2,686
【観光施設】姫路城・美術館・県立歴史博物館・姫路文学館・好古園・動物園・手柄山遊園・温室植物園・水族館・平和資料館・埋蔵文化財センター・姫路科学館・星の子館・県立こどもの館・自然観察の森・書写の里美術工芸館・水の館・書写山圓教寺・名古山霊苑( 仏舎利塔)・太陽公園・姫路セントラルパーク・日本玩具博物館・(平成25・26年度は、ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館を含む)
2.ゾーン別主要観光施設入込客数
 姫路市内の主要観光施設を「姫路城周辺」「手柄山周辺」「書写山周辺」「桜山周辺」の4つのゾーンと「その他」に分類し、それぞれの入込客数の傾向をみると「姫路城周辺」が全体の51.0%を占め(236万3千人)、次いで県立こどもの館の含まれる「桜山周辺」が17.8%(82万6千人)、姫路セントラルパークの含まれる「その他」が15.9%(73万5千人)、「手柄山周辺」が9.5%(44万人)、「書写山周辺」が5.8%(27万1千人)となっている。
 次に対前年比でみると、「桜山周辺」が10.0%減少しているが、合計では増加している。
ゾーン別主要観光施設入込客数(単位:千人)
区 分
姫路城周辺
手柄山周辺
書写山周辺
桜山周辺
その他
合計
平成16年度
1,570
484
306
699
580
3,639
平成17年度
1,548
496
281
758
530
3,613
平成18年度
1,674
470
266
772
648
3,830
平成19年度
1,974
452
257
698
622
4,003
平成20年度
2,591
410
287
698
641
4,627
平成21年度
2,564
267
339
655
776
4,601
平成22年度
1,152
292
263
701
625
3,033
平成23年度
1,374
569
226
728
654
3,551
平成24年度
1,437
500
226
739
690
3,592
平成25年度
1,703
440
238
918
690
3,989
平成26年度
2,363
440
271
826
435
4,635
平成25・26比較(%)
+38.8
増減なし
+13.9
△10.0
+6.5
+16.2
3.主要観光施設別入込客数
 市内主要観光施設の入込客数をみると、姫路城周辺施設では、姫路城で91万9千人(4.3%増)、動物園で48万7千人(46.2%増)、好古園で19万8千人(47.8%増)と増加した。 手柄山周辺では、手柄山遊園で17万9千人(8.2%減)と減少したが、温室植物園で3万8千人(22.6%増)と増加するなど、その他の施設では増加した。また、書写山周辺では大河ドラマ「群市官兵衛」の効果により、書写山圓教寺が23万2千人(16.6%増)と増加した。
平成25年度 主要観光施設別観光入込客数(単位:千人)
合 計(平成26年度)
4,635
書寫山周辺
271
書寫山圓教寺
232
姫路城周辺
2,363
姫路城
919
書寫の里・美術工芸館
39
動物園
487
桜山周辺
826
自然観察の森
25
美術館
79
こどもの館
379
歴史博物館
119
星の子館
157
姫路文学館
71
姫路科学館
265
好古館
198
その他
735
姫路セントラルパーク
582
手柄山周辺
440
手柄山遊園
179
仏舎利塔
12
水族園
208
太陽公園
98
温室植物園
38
日本玩具博物館
20
平和資料館
15
 
4.行動(目的)別入込客数
 平成26年度の行動(目的)別入込客数は「観光施設入込客」が全体の50.7%を占め、463万5千人、次いで「スポーツ・自然鑑賞等入込客」が29.3%で268万6千人、「つり・イベント入込客」が20.0%で182万7千人となっている。
 対前年比でみると「観光施設入込客」が64万6千人増(16.2%増)、「まつり・イベント入込客」が104万1千人減(36.3%減)、「スポーツ・自然鑑賞等入込客」が38万1千人増(16.5%増)となった。
5.外国人観光客数
 姫路城へ登閣する外国人は平成20年度までは増加していたが、大天守の改修に着手した平成21年度から平成23年度にかけては減少した。平成23年度以降は増加に転じ、平成26年度は前年度と比べ2万6千人(45.6%増)と増加した。
 これは、姫路城の大天守保存修理が終り、素屋根が撤去された姫路城を見学したいという外国人旅行客が増加していることが要因であると考えられる。
 平成26年度の外国人観光客の対応者数は、前年度に比べ、25.6%の増加となっている。国(地域)別の傾向としては、台湾がもっとも多い状況が続いており、アジア以外では、フランス、スペインといったヨーロッパ圏も堅調である。なお、姫路市観光案内所(姫路観光なびポート)は、JR姫路駅の構内にあることから、新幹線等の利用客が多いと考えられる。
6.月別入込客数
 月別の入込客数として最も多いのは「10月」で1096万6千人、最も少ないのは「12月」で39万4千人となった。前年比では増加した月が多かった。増加率の高い2月はm姫路城マラソンの開催によるものである。
7.観光施設等入込客数(推計実人数)
 ここでは、「観光入込統計に関する共通基準」に基づいて実施した姫路市観光動向調査の結果に基づき、市内の複数の観光地点を訪れた割合を時期、区分毎に算出し、市内の観光施設を訪れた実人数を推計した。対象とする観光施設等の条件は、@非日常利用が主であること、A入込客数が適切に把握できること、B前年の入込客数が年間1万人以上、もしくは前年の特定月の入込客数が5千人以上であること、としている。
 平成26年度の実人数の推計は593万9千人であった。82.1%が市外在住者で、日帰りの入込客数は年間を通じて、変化が少ないものの、宿泊客については、1〜3月に減少傾向が見られた。
第2章 姫路市観光動向調査
 姫路市観光動向調査は、市内の主要観光施設を訪れた人を対象に対面式のアンケートを実施したもので、調査内容は「観光入込統計い関する共通基準」(国土交通省観光庁、平成21年12月策定。平成25年3月改訂。以下「共通基準」と表記)に準じている。
1.調査の目的
 観光客の動向や特性、現状等を把握することにより、本市の観光施策を効果的に推進することを目的としている。
2.調査の概要
@調査実施:平成26年5月、9月、12月、平成27年2月の土曜日各1日
A調査場所:姫路城、手柄山公園、書写山ロープウェイ山上駅、姫路セントラルパークの4箇所
B調査人数:合計3,373人
3.調査の結果
(1) 来訪者の居住地
 来訪者の居住地は、「近畿」が65.8%を占めており、次いで「中国」(14.4%)、「四国」(5.7%)、「東海」(4.5%)の順となっている。金地地方在住者の内訳は、「兵庫県」が54.6%を占めており、次いで「大阪府」(27.1%)となっている。
(2) 調査地点前後の訪問県
 調査地点前後の訪問県は、調査前は「京都府」、「大阪府」が最も多くそれぞれ22.5%で、次いで「京都府」が21.2%となっている。
(3) 性別・年齢
 来訪者の性別は、「男性」53.8%、「女性」が46.2%となっている。男性では「30歳代」が最も多く21.6%、次いで「40歳代」が20.9%となっている。一方、女性では、「60歳代」が最も多く23.9%、次いで「20歳代」が20.3%となっている。
(4) 旅行形態
 「日帰り」が75.4%、「宿泊」が24.5%となっている。また宿泊者のうち、「市外宿泊」が64.6%、「市内宿泊」が35.4%となっている。
(5) 宿泊施設(市内宿泊者)
 「ホテル」が最も多く77.5%、次いで「旅館」が16.2%となっている。
(6) 旅行の同行者
 「家族」が最も多く46.3%、次いで「団体旅行」が31.9%となっている。
(7) 姫路市への訪問回数(市外在住者)
 「4回目以上」が最も多く39.1%、次いで「1回目(初めて)」が35.9%となっている。
(8) 交通手段(全体・複数回答)
 「自家用車等」が最も多く50.1%、次いで「貸切バス・観光バス」が20.0%となっている。
(9)交通手段(姫路城・複数回答)
 市外在住者の姫路城への交通手段は、 「貸切バス・観光バス」が最も多く55.91%、次いで「自家用車等」が17.2%となっている。市内在住者の姫路城への交通手段は、「徒歩・自転車等」が最も多く55.9%、次いで「自家用車等」が17.2%となっている。
(10) 消費額
 「5千〜1万円」が最も多く26.1%、次いで「千〜5千円」が25.6%となっている。
(11) 交通費(全行程にかかる経費)
 「千〜5千円」が最も多く、次いで「千円未満」が21.9%となっている。
(12) 土産代
 「2千〜5千円」が最も多く31.6%、次いで「千〜2千円」が23.3%となっている。
(13)飲食費
 「2千〜5千円」が最も多く28.6%、次いで「千〜2千円」が25.2%となっている。
第3章 姫路市イベントアンケート調査
 姫路市イベントアンケート調査は、平成26年度中の「姫路城観桜会」(4月5日)、「姫路ゆかたまつり」(6月22日〜24日)、「姫路お城まつり」(8賀うt1日〜3日)、「全国陶器市」(10月31日〜11月4日)の4つのイベントを対象に、対面式のアンケートによって実施したものである。各イベントの回答数は姫路城観桜会(回答236)、姫路ゆかたまつり(回答数159)、姫路お城まつり(回答数242)、全国陶器市(回答数500)である。
(1) 年齢
 聞き取った来場者の「年代」はそれぞれのイベントで大きな違いがあった。「姫路城観桜会」、「全国陶器市」は「50歳代以降」の年代層が多く、「姫路ゆかたまつり」「姫路お城まつり」は「40歳代」が代以下の年代層が多かった。
(2) 居住地
 来場者の「居住地」は全体通じて姫路市内が多かった。しかし、「姫路市外」の合計割合でみると、姫路城観桜会は約5割、全国陶器市で約4割となっている。これらは開催時期が春、秋の観光シーズンであることから、市外からの観光客がイベントに参加していることも要因の一つであると考えられる。
(3) 旅行の同行者
 「家族」で来られた方がどのイベントでも5割以上であり、とりわけ、「全国陶器市」は多かった。また「友人」は「姫路城観桜会」「姫路お城まつり」で比較的多かった。
(4) 利用する交通手段(複数回答)
 利用した交通手段は、「姫路ゆかたまつり」を除き、「自家用車」が最も多く、次いで「JR(在来線)」、「自転車」、「徒歩」などが続いている。
(5) イベントへの参加回数
 来場者のイベントへの参加回数はイベントによって差が大きい。「初めて」参加する人が多いのは、「姫路城観桜会」であり、次に「姫路お城まつり」となっている。「姫路ゆかたまつり」は「5回以上」が7割を超え、リピーターが多い状況である。
(6) イベントの情報源(複数回答)
 「姫路城観桜会」、「姫路ゆかたまつり」は「以前から知っている」が多く、「姫路お城まつり」は「知人・友人の勧め」が多いなど、定番化していることを示していることを示しているが、「全国陶器市」については「新聞/広報誌」が多くなっている。
過去の「姫路の観光(観光客入込客数)」※下の「資料LINK」をクリックして下さい。

平成26年

平成25年




※「平成26年度 姫路市入込客数、観光・イベントアンケート調査報告書」(姫路市産業局観光交流振興室)より

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