執筆活動
 自著紹介『ラジオうんちくドラマシナリオ集“御隠居様と隣の未央ちゃん@”』
自著紹介『ラジオうんちくドラマシナリオ集“御隠居様と隣の未央ちゃん@”』
私家版 2011.9.1発行 (郷土史探訪ツーリズム研究所)

●本書「はじめに」より
 日本・郷土に昔から伝わる風俗や庶民生活、歴史、文化芸術などについて、横丁の御隠居が隣人の女子大生の未央(みお)を通して説明、紹介する。御隠居と同年代のリスナーのノスタルジイを呼び起こし、若い世代や日本の旧来の社会生活のことをあまり知らないリスナーに、昔の生活の知識や記憶、人生訓などを伝えてゆく。
 登場人物及びストーリーの展開は、基本的には、物知りの御隠居とリスナー代表格の女子大生(未央ちゃん)の二人がテーマに応じたかけあい(問答)による。ほか、テーマや場面に応じて、適宜、第三者が登場することもある。
 会話表現としては、神戸市街において日常使われている話し言葉(曰く、「神戸弁」)を採用した。 一話にかかる放送時間等については、挿入する歌や効果音、ナレーションなどを含めて、約25〜30分程度とした。

●本書「目次」及びシナリオで取上げている事項
第1話 童謡は難しい
童謡の歌詞に込められた情況の理解。何気なく口ずさんでいたことが、こんなことだったとは。「赤とんぼ」「五木の子守唄」「島原の子守唄」「ずいずいずっころばし」「七つの子」「うれしい雛祭り」など
第2話 いろはカルタは庶民の生活訓・人生訓
いろはカルタのあれこれに詠われている諺の意味。犬棒カルタ、人生訓の江戸系(関東系)と生活訓の関西系、「総領の甚六」「鬼も十八」「武士は食わねど高楊枝」「情けは人の為ならず」など
第3話 流行語は世相の鏡
1920年代〜2000年代の流行語の意味とその社会背景。「モボ・モガ」「日の丸弁当」「ニコヨン」「太陽族」「トラグラ」「三種の神器」「一姫二虎三ダンプ」「3C」「がんばろう神戸」「KY」など
第4話 歌声喫茶、名曲喫茶、ジャズ喫茶
戦後の発展の中で広まった庶民の音楽の楽しみ場所。みんなで歌った「歌声喫茶」、当時貴重なクラシックやジャズの名曲レコードが聴けた「名曲喫茶」「ジャズ喫茶」とは
第5話 ラジオドラマ全盛の時
テレビが登場するまで、ラジオドラマが人気を博した。戦後復興時から昭和30年代半ばまで流行した懐かしのドラマとは。「鐘の鳴る丘」「君の名は」「笛吹童子」「紅孔雀」「少年探偵団」「赤胴鈴之助」など
第6話 百人一首は奥が深い
日本人の教養「百人一首」と、かるた会での腕前。上の句と下の句、きまり字、旧仮名づかい、源平方式、恋の歌比べ「恋すてふ・・・」「忍ぶれど・・・」、兵庫ゆかりの歌「有馬山・・・」「淡路島・・・」「誰をかも・・・」など
※極少部数の限定制作です。

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