・安木和泉守の埋蔵金(香美町香住区奥安木) 安土桃山時代、奥安木城主安木和泉守が豊臣秀吉の山陰攻めにより落城した際に、純金の鶏13羽を埋蔵し、「朝日さし夕日輝く竹の元に、黄金の鶏十三羽」と、子孫の安田家に伝わる。 ・垣屋氏の轟美久仁城埋蔵金(豊岡市竹野町轟) 安土桃山時代、豊臣秀吉との戦いに攻め滅ぼされた垣内氏が、敗走時に金鶏(鳳凰鳥?)を轟美久仁城に埋蔵した。「朝日夕日、七日さす、おなだかもりの下に黄金の鶏を埋める。節分の夜子の刻にこの鶏は一声鳴く」と言い伝わる。 ・虎臥城の財宝(朝来市和田山町、竹田城跡) 羽柴秀吉が、生野銀山から産出する純度の高い銀鉱石(但州石)を山陰攻め、播磨攻めなどの財源として活用したことから、通称として生野銀山近くの竹田城(虎臥城)の財宝と称したか、本当に城跡に埋蔵したか。 ・豊臣秀吉の生野銀山埋蔵金(朝来市生野町口銀谷) 天下を取った豊臣秀吉が、大阪城御金蔵から、勘定奉行の幡野三郎に命じて多田銀山と同様に、生野銀山にも埋蔵したと伝わる。
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