新たに整備を必要とする施設や事業 既存の施設にない機能を整備し、ネットワーク型や共同開催などで有力な展示会・講演会などを開催し、独自の研究の推進と、関係機関の調整、運営委員会の運営を行う事務局の整備が必要となります。 整備をしたい機能としては、
・ 担当行政(郷土史、ツーリズム、教育研究、芸術文化、生涯教育等) ・ 博物館、美術館、記念館、埋蔵文化財センター、歴史資料館など ・ 図書館、公文書館 ・ 郷土史跡等管理機関(神社、仏閣等、文化団体、保存会等) ・ 研究機関(大学、高校、シンクタンク、郷土史研究グループ等) ・ マスコミ(新聞、テレビ、ラジオ、ミニコミ誌等) ・ ツーリズム関係(旅行会社、宿泊関係、飲食関係、ツーリズム振興機関等) 将来、本格的な「郷土史料館」が整備される時は、このネットワーク機能を取り込んだ事業継承がなされることは当然でしょう。 (2006年2月)
ツーリズム研究会会誌『ツーリズム研究』第4号(2006年2月)掲載の「郷土史ツーリズム〜ネットワーク型“郷土史料館”構想の提案」(中嶋邦弘)より