地中海クルーズ船に乗って(地中海沿海国)(その1:クルーズでのアドバイス)
 ツーリズム関連のレポート・エッセイ集 1)
地中海クルーズ船に乗って(地中海沿海国)(その1:クルーズでのアドバイス)
1.はじめに
 2006年9月、ある旅行代理店の募集する「豪華新造船(MSCムジカ号)による地中海クルーズ」に夫婦で参加した。モニターツアーとしてあったので、多分、来年あたりから急増する団塊の世代リタイヤ組を狙ったツアー商品開発のテスト・ケースであったと思われる。
2.旅程
 日本(関西空港)を出発して戻ってくる11日間のツアー、そのうちクルーズは7泊8日であった。
・ ツアー初日の午前、関西空港を出発。同日夕方にイタリアのミラノ市内に宿泊。
・2日目、港のあるベネチアを目指して早朝に宿を発つ。午後にベネチア港から乗船。夕刻近く、アドリア海とエーゲ海クルーズに向けて出航。
・3日目。クルーズでは2日目の早朝、南イタリアのバーリに入港。郊外にある可愛い小型の家並みが続く世界遺産の街アルベロベッロにエクスカーション(オプショナル・バスツアー)。昼過ぎに船に戻り、直ちに次の寄港地へ、アドリア海よりイオニア海を進む。
・4日目。オリンピアの玄関口カタコロンに入港。オリンピック発祥の地、オリンポスの遺跡へ。午後には出港、イオニア海からいよいよエーゲ海に入る。
・5日目。エーゲ海のリゾート、トルコのイズミールに入港。紀元前11世紀頃の古代都市エフェソス遺跡を観光。午後遅く、次の寄港地イスタンブールを目指し、エーゲ海の美しい島々の間を船は進む。
・6日目。アジアとヨーロッパ、東西文明の十字路、トルコのイスタンブールに入港。トプカピ宮殿やグランド・バザールなど市内を観光。夕方近く、船に戻り、夕刻出港。
・7日目、クルージングのみで上陸は無い。ゆったりとしたクルージングの一日。再び、エーゲ海、イオニア海、アドリア海を進む。
・8日目。アドリア海の真珠と称される世界遺産の街、クロアチアのドブロブニクに入港。目の前の紺碧のアドリア海と、美しい城塞都市を観光。夕刻、最終寄港地に向けて出港。
・9日目、ベネチアに入港。下船後、ミラノへ。午後にミラノ市内のホテル到着。ミラノ市内を散策。
・10日目、朝早くホテルを発ち、帰国の途へ。機中泊。
・11日目早朝、日本(開催空港)到着。

3.クルーズ船の概要
 この新造船「MSCムジカ」は2006年7月就航。約90,000総トン、全長約300m、幅32m。乗客総数は2名1室で2,550名、乗組員数約1,000名という超大型のクルーズ船(カジュアル・タイプ)である。

(バルコニー付き海側キャビン)
 客室は1,275室で、うちバルコニー付きスイートが18室、バルコニー付き海側キャビンが809室、窓付きキャビンが173室、内側キャビンが275室。身障者用仕様がそのうち全部で17室もある。
 私たちが使ったのはバルコニー付き海側キャビンであった。ここには、ツインベッド、バスルーム(シャワー、トイレ、化粧台)、テレビ、電話、ミニバー、セイフティボックス、ヘアドライヤー、コンセント(110V/220V)、エアコン完備である。各種洋服や下着を納めるキャビネットも大きい。バルコニーは椅子とテーブルの3点セットが用意されている。沿岸の島々や街、港の風情、紺碧の海、日の出、夕焼け、眺めは抜群である。
4.船内生活
 (1)使用言語は5カ国語。イタリア語を筆頭に、ドイツ語、フランス語、英語、スペイン語。日本語は船内公用語ではない。公式の船内放送は全てこの5カ国語で次々と早口で伝達され、配付資料も原則として同様である。
 従業員たちはそれぞれ母国言語のほかに英語は一応大丈夫である。違う国の乗客同士では英語によるコミュニケーションが主流であったが、中には英語が使えない乗客もいた。
 (2)インフォーメーションオフィス・レセプションが早朝から夜中までオープンしている。郵便の投函、各種案内、紛失物のチェック、他の乗客への連絡等をやってくれる。
 レセプションオフィスには日本人スタッフ(女性)が一人居た。
 (3)船内の食事には、レストランが4、バー・ラウンジが13用意されている。朝食とランチは皆一斉だが、ディナーは、乗客2,500人を2班に分けて前班と後班の2回制でレストランを利用する。前班は7時から9時まで、後班は9時から11時まで、乗船期間中は、同じレストランの同じテーブルを割り当てられる。夜遅い食事に慣れていない日本人は前班に割り当てられて良かった。ダイエットフードその他の特別料理は予約の際に届けておけば配慮してくれる。また、午後のティータイムが4時15分から、ミッドナイトビュッフェも真夜中24時から用意されている。
 レストランでの食事は料金に含まれている。飲物や、唯一の日本食レストランである寿司バーなどのラウンジでの食事は別料金となっている。
 (4)乗船2日目の午後、乗船後24時間以内にSOLAS(海上における安全規則に関する国際条約)で決められている「避難訓練」がある。緊急を告げるサイレン(警笛)・船内放送に、各キャビンにあるライフジャケット(救命胴衣)を着用し、脱出用のボートのある7階のマスターステーション(ラウンジ)に階段を伝って参集する。一部の指名された人は救命ボートに乗るところまである。
 (5)乗船3日目の夜は、歓迎パーティがある。「キャプテンズ・カクテルパーティ」だ。正装で、一人ずつ船長さんのウェルカムを受ける。
                         (左写真:救命胴衣を着けて避難訓練)
 (6)船内新聞(デイリープログラム)が、毎夕、翌日のプログラムを各部屋に届けられる。翌日の船内活動(ショーや講演、食事時間や施設のオープン時間、寄港地の歴史や観光みどころなどの情報、下船情報など)が掲載されている。
 (7)毎日の服装は、キャプテン(船長)が決めるその日のドレスコードによる。通常は「カジュアル」「インフォーマル」「フォーマル」の3タイプである。
 (8)喫煙は原則として、指定場所(小さいラウンジ、自室キャビンのバルコニーなど)以外では駄目である。
 (9)クルーズ期間中の陸と船との連絡は、電話とファックスが通常。(但し、インターネットカフェもある。)
 (10)船上(乗船期間中)での誕生日、記念日(結婚)など届けておけば、ディナーの際にお祝い(大型ケーキのプレゼント)がある。
5.船内設備・エンターテイメント
 (1)ミュージックバンド演奏や各種ショーが毎日催される。ショーラウンジが3つ、1,249席のホールと477席のミュージックホールとラウンジ。他にレセプションホール(3階分吹き抜け)、オープンデッキなどで幅広いジャンヌがカバーされる。ショーは歌、ダンス、マジック、サーカスなど子供たちも充分楽しめる。
 (2)スイミングプールとジャグジー。共にオープンデッキの太陽の下で、25m程度のものが2、子供用もあり、ジャグジーも楽しめる。プール周辺および上階オープンデッキにはデッキチェアが多数用意されている。水着で日光浴を楽しむ乗客たちで大いに賑わう。
 (3)美容室、マッサージ&サウナは予約が必要だ。ストレッチやエアロバイクなどがあるジム、初心者教室もあるフィットネスセンター。ほかにジョギングトラック、ゴルフシミュレータ、ミニゴルフ、テニスコート。
 (4)この他に、アウトドア遊戯道具やプレイルームなどの子供用施設、ポーカーマシンやルーレットなどのカジノ、172席のディスコ、ゲームセンター、図書室、カードルーム、乗客たちや船内行事を撮影し展示販売するフォトギャラリー、絵画などのアートギャラリー、化粧品やジュエリーやロゴショップやブティックや免税店などのショッピングアーケード、医務室、インターネットカフェ、両替所、オプショナルツアーなどを案内するエクスカーションデスクがある。
6.ショアエクスカーション(寄港地観光)
 ほとんどの寄港地毎に1〜4コースのオプショナルツアーが用意されている。クルーズ船は大概早朝に寄港地に着岸する。次の寄港地へ出港する30分前までの時間帯がエクスカーションに割り当てられている。港に観光バスが50〜60台待機しているのは壮観だ。もちろんツアー参加は希望によるので、船内にてくつろいでいても良いし、独自に寄港地に上陸することもできる。
 ツアーにはコース毎バス毎に5カ国語の内1カ国語ガイドが添乗する(日本人は一応英語グループ)。 パスポートは乗船時に全員預けることになっており、その代わり、出入国手続きは船側でやってくれる。但し、入国側の理由でパスポートコントロールが義務付けされている寄港地では、一時返却される。
 余談であるが、今回はベネチアからの乗船であったが、そのベネチア観光の機会が無かったのは心残りである。イタリアの誇る観光都市ながら、ベネチアはバスや船の乗り入れを許可制にしており、ベネチア島内に宿泊する以外に観光することは難しいそうで、前日の宿泊をベネチアにしておけばその時間は取れたのであろうが、飛行機の時間と島内宿泊料金高騰の問題で見送られたようだ。
7.ツアーに思うこと及びこれから参加される方々へのアドバイス
 (1)乗船客の国籍は、クルーズ船の会社のあるイタリアが断トツで、地中海周辺諸国が中心となっている。それに日本も結構多い。ちなみに私の時は満室で、イタリアが1,396人、ベルギー370人、スペイン208人、ドイツ190人、日本81人、オーストリア77人、あと20人前後〜50人のスイス、スランス、イギリス、アメリカ、オランダ、ノルウェーと続く。
 クルーズは各寄港地からの乗降する客もある。例えばギリシャから乗って一周回ってきた同じギリシャの港で下船する客などである。しかし基本的には、ベネチアや次の南イタリアのバーリから乗ってくる人で循環している。
 (2)乗客のほとんどが50歳を過ぎた高齢のカップルであった。ほかに子供を同行した家族連れも多い。日本人も同様の傾向であった。赤ちゃんを連れた若い夫婦も散見されたが、ほとんどがヨーロッパに駐在する家族のバケーションであった。 何と、クルーズ船は18歳未満の子供は無料である。そのあたりが、子供連れの多い理由かも知れない。もちろん、日本からのツアーでは船以外での料金が係ることは言うまでもないが。
 外国人乗客とのコミュニケーションは、特に積極的に働きかけない限り、同国人同志のグループに終始することは仕方がないであろう。喫煙室のようなところでは、グループから離れるからか、多少の会話の機会はあったそうだ。
 (3)船内公用語が前述の5カ国語で、日本語の対応がされていない。本来なら英語に頼るしかないところである。今回は、募集段階でその旨が示されており、ツアー参加者も英会話は苦手ではないか又は旅行英語なら何とかなると覚悟されて来た面々が揃っていた様に思われる。
 幸い、船内新聞は唯一の日本人スタッフのお陰で日本語版が特別に作成されて配布された。この情報が船内生活の行動規範になるので熟読する必要がある。
 (左写真:クロアチアの城壁都市ドブロブニク)
 また、旅行会社のツアー添乗員が重要なところをサポートしてくれた。エクスカーションでも日本人ばかりで1台のバスがあてがわれた時は、現地ガイドの説明を我らのツアー添乗員が通訳してくれた。日本人参加者が少なく他国の方々とも同バス(英語バス)の際には、許されないことであった。本来、日本語がサポートされていないクルーズであるので、日本語ガイドのエクスカーションを確保するには、現地側での権利購入からバスやガイド・通訳を調達して独自に企画することになるので高くつくそうだ。今回は、テスト・ケースでもあり、旅行会社は様子を見たのであろう。
 結果的に、クルーズ船乗客に占める日本人の割合が大きくなり、200人以上見込めるようになると船内公用語としての採用が期待される。エクスカーションでも特別に手配しないで用意されるのは当然であろう。 (4)乗船手続きが済めば「クルーズカード」が交付される。これがキャビンキー(部屋の鍵)や船内支払決済のクレジットカード代わり、そして上陸時の出入国・上下船の際の身分証明書になる。便利だが大切な物だけに、国際会議などで首から掛けるカードホルダーを用意した方が良い(船内ショップで販売されていた)。
 (5)船内ではどのような服装を着用するのか、ドレスコードが決められている。そのコード「フォーマル」「インフォーマル」「カジュアル」に対応する服装が必要である。「フォーマル」用にはダークスーツにネクタイ、靴にも注意が大切。日本の着物(浴衣は駄目)はフォーマル扱い。「インフォーマル」はちょっと畏まるので、おとなしい服装を、「カジュアル」は奇抜にならないよう程度に普通に。また運動のできるスポーツウェアや水着、エクスカーションにも配慮して用意しておく。メインダイニング・レストランでのディナーの際は、男性は襟付き、女性は袖ありの服が必要で、朝食や昼食時でもTシャツ、ショートパンツ、ジーンズは駄目である。但し、ビュッフェレストランでは、朝食と昼食に限り、水着やショートパンツでもOKである。
 結局、このフォーマル用などの服装類や靴(フォーマル、運動靴)、数種の着替えや下着類でスーツケースの大半を占めた。1週間分の生活と、人前を気にしたアレンジのためである。夫婦の場合は、必ず大型を各自1個ずつ持って行くべきである。長期のクルーズの場合は、季節の移り変わりも考慮して、荷物はもっと膨らむことになるであろう。
ホテルを泊まり歩くツアーと違って、スーツケースの移動のことをあまり考えなくて良いことは大歓迎であり、このことがクルーズ旅行を決める大きな要因でもあった。                 (右写真:インスタンブールの大バザール)
 (6)今回のヨーロッパへの往復航空機には、ビジネスクラスの座席が用意されていた。短期間とはいえ、クルーズ船のイメージから余裕のある旅行を標榜しており、身体的にも気分的にもリラックスのできるビジネスクラスは当然と思われる。最新映画のビデオを自席で観ることができた。特に、心臓や血行障害を気にしている人にとっては、いわゆるエコノミー症候群に恐怖感を持っており、これもツアー参加への重要決定要素に違いない。
 (7)海外旅行で一番気になるチップについては、船内においてはクルーズカードを通じて1人1日いくらと決めて最終日に精算される。これは基本的な飲食などが対象であって、個人的に特別のサービスを受けた場合はその都度渡すことになる。もちろん、チップは快くサービスを受けたことに対しての感謝の気持ちを表すもので、強制ではないことは言うまでもない。それでも、チップ制に疎い日本人にとっては、通常の船内生活において気を配る必要がなかったのは助かる。

(デッキ頭上に並ぶ救命ボートの列)
 (8)インターネットはカフェスタイルで約20台(席)用意されている。有料で、クルーズカードを挿入するだけで利用可能となる。ところが、日本語のサイトが表示できるのは1台のみで、しかもこの1台にも日本語入力システムはインストールされていない。日本語のサイトからニュースなどの情報や、ヤフーやグーなどのフリーメールは見ることは出来るが、Eメールを送信する時は日本語を使えないので英語かローマ字で文章を作成することになる。
 日本でフリーメールを持ち、自分のプロバイダのメール転送を事前にセットして来てこの1台のパソコンに頼るか、それとも英語のサイトでフリーメールを開設してくればどのパソコンでも通信は可能になる訳である。
 これも、日本人が大勢乗船するようになれば、考えてくれるでしょう。
 (9)船内のショッピングア−ケードは原則デューティー・フリー。寄港地停泊中はクローズになる。土産物購入を目指す日本人客にとって品揃えは悪いと言って良いであろう。有名ブランドものはほとんどない。エクスカーションで上陸しても、観光中心の時間割で、僅かな自由時間に買うしかない。
 (10)図書室は静かな環境の部屋を用意されていた。しかし蔵書はそのほとんどがイタリア語か英語であった。レオナルド・ダ・ヴィンチなどの美術図鑑が並んでいるは正に圧巻であった。
 日本語の本はたった数冊しかなかった。訪ねてきた日本人老夫婦も落胆されていた。あまりのことに、たまたま持参してきていた拙書(文芸社発刊)に乗船記念のサインをして寄贈し、図書室スタッフに大歓迎された。 
 (11)一般の海外旅行でもそうであろうが、船内キャビンのトイレはいわゆる「ウォシュレット」ではない。日本では家庭はもちろんそれ以外でもかなり普及しているので、困られる方も多いであろう。ハンディ・タイプを持参されることをお勧めする。それに、デジカメのメモリーチップの予備と充電器は現地調達がまず不可能であるので必需品である。船内キャビンのコンセントは110V対応のものもあるので、携帯電話などの充電やひげそりや電動歯ブラシなどにも使える。
 (12)医療関係は、設備の整った医務室に有資格のスタッフが待機している。緊急の時はドクターが世話してくれる。しかし、最低英語は必要になってくるし、処方される薬が馴染みのない物かも知れない。なるべく健康には充分気をつけることが肝要である。薬は、日本から余分目に持参されたい。できれば昨今のセキュリティ・チェックで手荷物薬品の検査で揉めることに対処するため、処方された薬の説明書(例え日本語でも)を携行しておくこと。
 地中海クルーズは内海で比較的平穏な海域を行く。日本南方と違って船はほとんど揺れない。船に乗っていることを意識することもなく、酔いやすい方でもまず酔い止めの薬は必要ないであろう。
 (13)船内キャビンは、クルーズを満喫するためにも海側バルコニー付きを選ばれたい。また、キャビン設備には問題はないが、ホテルと違って船である以上、航行中のエンジンの音と振動が加わる。キャビンの位置が船首と船尾では大いに影響度が異なる。船首ではほとんど気にならなかったものが、船尾ではかなり覚悟しておく方が良い。まあ、そのうち慣れるけれども。良い位置のキャビンの割り当てを確保する旅行会社の腕の見せ所。日本人乗客が増えることが条件となるであろうが。
 (14)船長300mともなると船内活動でも結構歩き回ることになる。ましてやエクスカーションなどで上陸すると、観光地は広い上に、城など階段を含めてアップダウンが続く。クルーズ旅行を楽しむためには意外に歩くことが基本と心得た。日頃、または少し前から1日10,000歩を目指して歩いておかれたいこと。自分にとって歩き過ぎで疲れると思えば、上陸を止めて船内に留まる余裕も持ちたいものである。
 でも、船内は健常者のためだけではない。身体障害者にも優しい受け入れ態勢が組まれている。車椅子の乗客も沢山いた。それなりに船内生活を楽しむことのできるプログラムも完備しているし、介助者はいたが上陸された車椅子の方もあった。 

(ミラノのスカラ座)
8.まとめとして
 クルーズ旅行は歳をとってから行く「ゆったり旅行」との先入観は吹っ飛んだ。歳相応に、また体調や休暇期間に合わせて楽しめる自由度の高い新しい旅行の分野と認識できた。
 今回は7泊8日のクルーズであったので、船内生活の要領を心得て慣れた頃に降りなければならなかったが、それだけに、再度の乗船、もっと長期のクルーズを心待ちにしている。日本国内一周も良いし、世界一周もそのうちと。
 下船後、ミラノに寄った際に、自由行動にてスカラ座でオペラを観賞できる機会にも恵まれた。こういった楽しみも含めて、ビジネス出張や団体ツアーとは一味も二味も違ったクルーズ企画であれば、団塊の世代のみならずとも多くの潜在希望者は掘り起こせるのではないかと確信する。(2007年2月)
※ツーリズム研究会会誌『ツーリズム研究』第5号(2007年2月)掲載の「地中海クルーズ船に乗って」(嶋 雷堂=中嶋邦弘筆名)より
※下の「写真」をクリックして下さい。

「(28)地中海クルーズ船に乗って(地中海沿岸国)
    (その2:地中海クルーズ紀行)」
 (ツーリズム関連のレポート・エッセイ集 28)

※クリックして下さい。
「ツーリズム関連のレポート・エッセイ集」メニュー へ戻ります。

※クリックして下さい。
「神戸・兵庫の郷土史Web研究館/郷土史探訪ツーリズム研究所」のトップ・メニューへ戻ります。
当研究館のホームページ内で提供しているテキスト、資史料、写真、グラフィックス、データ等の無断使用を禁じます。