バリ島の高級リゾートでリフレッシュ!(インドネシア2016年)
 
ツーリズム関連のレポート・エッセイ集 27)
 観光・レジャーとは、他国他地へ行って有名な神社仏閣などを見て回るものから、生活形態の変容、インターネットの普及、自分の興味に沿ったアイテムや実体験、それもスローライフ的に味わえるものが観光の主眼になっている。特に、めまぐるしい社会情勢の変化、情報の汪溢、ビジネス社会のシビアさから逃れて、自然一杯の環境、いままで触れたことのない珍しい文化を求めて、「ビーチ・リゾート」に注目が集まっている。
 いまインドネシアのバリ島が、年間を通して、特に4〜10月の乾期の暖かい穏やかな気候、美しい綺麗な海にとマリン・レジャー、エキゾチックな文化、南国の美味しいフルーツなどが満喫できる滞在型リゾート地として脚光を浴びている。
 数年前、美しい海の湾の一角に位置するリゾートにて数日間滞在した。ここは、バリ島の街デンパサールの南にあって、ングラ・ライ国際空港から車で20分、ジンバラン湾の街から少し離れて、敷地内に300以上の寺院(小祠的)があってバリの神秘的な雰囲気も味わえる「自然と文化が融合したリゾート」で、海水浴・プールやテニス、スパなどは勿論、郷土料理も楽しめるレストラン各種にそのクッキングアカデミーなど、ここしか経験できないアクティビティが、ゆったりとした時間のなかでの心身ともリフレッシュできました。
 外に足を伸ばして、海岸で郷土料理のBBQ、郷土芸能の「ケチャ・ダンス」をウルワツ寺院で、また、マングローブに囲まれたレンボンガン島、デンパサールでの土産工芸品専門店や日本食店なども楽しめた。
 その一部を紹介しましょう。(2020年5月)
●バリ島の地図
●高級リゾートの施設配置図
 今回利用した高級リゾートは、バリ島南部、デンパサールの国際空港より少し南方の海岸沿い一帯を五つ星のリゾートホテル「フォーシンズンスリゾート・バリ・アット・ジンバランベイ」。ロケーション、ランドスケープ、施設、プログラム、ホスピタリティなど全て、魅惑の島バリでの忘れ得ぬ思い出づくりとなるでしょう。
※ 濃い緑色の番号丸印は、神社仏閣(小祠的も)。青色の番号丸印は、彫像や彫刻。赤色の角印は、主施設(文化センター、庭、プール、レストラン、ラウンジ、コヒーショップ、ブティック、ビジネスセンター、ロビー、テニスコート、ジム&スパ、子供クラブ、本部事務所などなど)。黒色の角印が、利用者のためのヴィラ(プール付きの大きな一軒家)149棟。白色四角は、レジデンス・ヴィラ10棟。移動は、電動カートで送り迎え。
1.ランドスケープ(景観)
2.ファシリティ・アメニティ(主施設、生活環境)
3.花と鳥
4.ケチャ・ダンス
 いっさい楽器を使わず、数十人の男声だけで独特のリズムを刻み、ヒンズー教の創生神話の一部が踊り手たちによって演じられます。声だけでなく、身振り手振り、基本のリズムに合図を与えるリーダーの声など、一糸乱れぬバリ舞踊のパフォーマンス。もともとは悪霊を祓う為の儀式の伴奏でしたが、約100年前にヒンズー神話と組み合わさった現在の舞踊劇となりました。この日の物語は、「森に迷い込んだラマ王子とシータ妃に忍び寄る邪悪な影」。海の精霊を祀るウルワツ寺院の黄昏れて海に沈む夕日を眺めながら、崖の上の野外劇場で演じられるケチャダンスは圧巻です。
5.海辺のリゾート
6.ダウンタウン
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