おとぼけ歴史クイズ

 明治に神戸外国人居留地で発売された「ラムネ」の商品名は何でしょう
放送日
2014.06.26

 夏に飲むビー玉入りのビンの「ラムネ」。明治17年、今から130年前に、神戸の英国人アレキサンダー・シムさんの「シム商会」から大々的に売り出されました。当時流行っていたコレラに、飲めば罹らないとかで、爆発的に大人気になりました。「ラムネ」の意味、判りますね。ガス入りのレモン水、「レモネード」の日本語訛りです。ですから、「ラムネ」は一般通称です。それでは、売り出された時の商品名は何だったんでしょうか。
 次の3つのうち、正しいのはどれでしょう。
(1)ウィルキンソン。
(2)のど自慢タンサン。
(3)18番。
正解はB
  当時のシム商会の会社所在地は、神戸の居留地の18番地。それで、新商品の名前を「18番」にしました。
 @のウィルキンソン・タンサンは、1889年(明治22)イギリス人クリフォード・ウィルキンソンが西宮の生瀬で炭酸鉱泉を発見、「仁王印ウォーター」として瓶詰め発売、1904年(明治37)に「ウィルキンソン・タンサン」として改名しました。現在のウィルキンソンは、アサヒ飲料が発売しています。
当研究館のホームページ内で提供しているテキスト、資史料、写真、グラフィックス、データ等の無断使用を禁じます。

※「おとぼけ歴史クイズ」に戻ります。
上のボタンをクリックして下さい。

「FMわいわい長寿番組“アフタヌーンねね”の概要」に戻ります。上のボタンをクリックして下さい。