絵葉書(34)湯村温泉-山陰海岸国立公園絵葉書(昭和40年代初期)
湯村温泉-山陰海岸国立公園(昭和40年代初期) (当研究館所蔵)

湯村温泉(兵庫県美方郡温泉町)
山陰本線浜坂駅から東南約10粁、バスで25分のところ。三方が山に囲まれ春来川の渓流に望む静かな湯の町で、一千余年の歴史ある霊泉が今なおこんこんと湧き出ています。名物の「荒湯」は町のドまん中で98℃の熱泉を噴出し、豪勢な湯けむりをモウモウとふきあげているのは壮観であります。川辺にあふれる温泉の流れで土地の人々の一団が洗濯する情景や、この天然の熱源で野菜や魚類を煮たり、ゆで玉子、湯豆腐など日常利用されている有様には愉快な詩情があり、豊かな地方色があふれています。またこの地は伝統を誇る但馬牛の集散地としても有名であり、古性今来の地方色に興趣つきないものがあります。
湯村温泉
-山陰海岸国立公園-絵葉書
(昭和40年代初期)
荒湯の壮観
荒湯の湯つぼ
温泉で洗濯の風景
春色の八幡神社
天然記念物正福寺の桜
温泉会館
湯の町展望
伝統の但馬牛

※クリックして下さい。
「史料等収蔵品展示室」メニュー へ戻ります。

※クリックして下さい。
「神戸・兵庫の郷土史Web研究館/郷土史探訪ツーリズム研究所」のトップ・メニューへ戻ります。

当研究館のホームページ内で提供しているテキスト、資史料、写真、グラフィックス、データ等の無断使用を禁じます。