絵葉書(37)北条五百羅漢(昭和40年代前半)
北条五百羅漢絵葉書(昭和40年代前半)
(当研究館所蔵)
この北条五百羅漢の歴史は杳としてわからない。しかし戦後再び世に知られてから二十数年、訪れる人の数は日に月に増すばかり。何がこんなに人をひきつけるのか。芸術家は稚拙の美と云う。果してそれだけだろうか。静かにこの石仏に向かうとき、私は云い知れぬ哀しさと温いほとけ心に安らぎを感ずるのである。
親が見たけりゃ北条の西の 五百羅漢の堂にござれ(古謡)
釈迦のみ弟子の羅漢さんとは、また異なった感動に心ゆさぶられるのは私だけだろうか。もっと身近な心のつながりのようなものを覚えるのだが・・・。
(大遊)
北条五百羅漢絵葉書
(昭和40年代前半)
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(10)親や子の面影がある北条の
五百羅漢さん
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