神戸観光(観光入込客数・観光動態)について
 (令和6年)(速報値)

令和 6年神戸市観光入込客数
◆概況◆
令和6年の神戸市のイベントを除く観光入込客数は日帰り客1,656万人,宿泊客466万人の合計2,122万人(前年比105.9%)となりました。
行祭事・イベントは803万人(前年比125.1%)であり,観光入込客数は合計で2,924万人(前年比110.5%)となりました。
◆主な要因◆
令和6年は、神戸ポートタワーや神戸須磨シーワールドなど注目施設のリニューアルオープンがあったこと等により日帰り客が増加しました。宿泊についてはインバウンド需要回復の影響等もあり、昨年を上回りました。
≪全市での観光入込客数・観光消費額≫
≪観光入込客数(日帰り客・宿泊客及び行催事・イベントの合計)推移≫(単位:万人)
≪エリア別の観光入込客数≫
≪参考:公立施設等の来場者数≫

※1 :風見鶏の館は設備改修工事のため令和5年10月1日〜休館
※2 :北野工房のまちは令和6年1月〜10月まで休館。令和6年11月8日より神戸北野ノスタとしてリニューアルオープン。
※3 :神戸市立博物館はリニューアルのため、平成30年2月5日〜令和元年11月1日まで休館
   また、設備改修工事のため、令和3年8月30日〜令和4年2月4日および令和5年9月11日〜令和6年2月9日休館
※4 :神戸ポートタワーは令和3年9月27日〜令和6年4月25日まで休館。令和令和6年4月26日リニューアルオープン。
※5 :平磯海釣り公園が令和6年11月1日より営業再開。
※6 :農業公園は再整備に伴い令和6年12月よりショップ等の一部施設営業終了。
令和 6年神戸市観光動向調査結果について
◆調査目的◆
本調査は,来神観光客の特質と神戸市内の観光動向を把握し,今後の観光行政の参考とすることを目的に実施。

◆調査方法◆
調査員が対面にてアンケート項目を聞き取りする形で実施。
◆調査日◆
@ 令和6年 5月25日(土)
A 令和6年 9月 7日(土)
B 令和6年12月 7日(土)・12月14日(土)※
C 令和7年 2月 8日(土)/3月8日(土)・日(土)※
※雨天等により、一部の調査地点については延期して実施。
◆調査地点◆
1.分析の概要
(1) 来神客の属性
 性別構成としては、全市ではやや女性の方が高い比率となっている。地区別にみても『有馬』を 除く各地区で女性の比率が高くなっている。年齢構成としては、全市では60歳以上が最も高く、次いで50歳代、40歳代と30歳代の順 に高く、全市では、40歳以上が約6割となっている。地区別にみると、『有馬』で50歳以上が 他の地区と比較して高くなっている。
 居住地としては、全市では近畿が約8割を占め、遠距離(近畿以外)からは2割程度となっている。地区別にみると遠距離(近畿以外)からは『北野』で約4割と高くなっている。<(1)(2)(3)参照>
(2)利用交通機関
 神戸までの主な利用交通手段としては、全市では「車、バイク」が4割近くとなっている。 地区別にみると、車利用者(バイク含む)は『西北神』で約9割と、飛び抜けて高くなっている。 新幹線利用者は『北野』で約3割と他の地区より高い。
 また、神戸市内での主な利用交通手段としては全市では、車利用者(バイク含む)の割合が約4 割と最も高い。地区別にみると「JR」は『北野』『神戸港』で3割を超え、高い。「車、バイク」 は『西北神』で約9割、『須磨・舞子』では5割を超え、高くなっている。<(4)参照>
(3) 来神動機・情報収集
 神戸訪問の動機(きっかけ)としては、全市では「家族・友人・知人の話」が4割を超え、最も 高く、次いで「前に来てよかった」が約3割となっている。地区別にみると、『六甲・摩耶』を除 くすべての地区で「家族・友人・知人の話」が最も高く、『六甲・摩耶』は「前に来てよかった」 が約4割で最も高い。また「インターネット」は『西北神』『市街地』『神戸港』で高くなってい る。
 神戸観光にあたっての情報収集の方法としては、全市では旅行決定前では「家族・友人・知人の 話」が4割を超えて最も高く、旅行決定後では「インターネット」が約4割で最も高くなっている。
また地区別にみると旅行決定前では『市街地』『六甲・摩耶』を除く各地区で「家族・友人・知 人の話」が最も高く、旅行決定後では『北野』『神戸港』『西北神』を除く各地区で「インター ネット」が最も高くなっている。.<(5)(6)参照>
(4) 旅行同行者・旅行形態
 今回の旅行の同行者として、全市では「配偶者・パートナーのみ」が2割を超えて最も高く、次 いで「友人知人」が約2割で高い。地区別にみると、『北野』『六甲・摩耶』では「友人知人」が 約3割と高く、『神戸港』『須磨・舞子』では「家族(未就学児を含む子連れ)」が約2割と高い。
 旅行形態としては、全市では交通機関や宿泊施設などを予約していない割合が7割を超える。 地区別でみても、『北野』『有馬』を除くすべての地区で予約していない割合が7割を超える <(7)(8)参照>
(5) 旅行の日程および宿泊地
 旅行の日程(宿泊の有無) としては、全市で「宿泊(神戸に宿泊)」が約2割となっており、 地区別でみると『有馬』で約5割、『北野』では約4割と高くなっている。一方、「日帰り(宿泊 なし)」は、『西北神』では9割を超え、『須磨・舞子』では約9割と高くなっている。
「神戸以外に宿泊」は『北野』で3割を超え、最も高い。 <(9)参照>
(6) 消費額
 神戸市内での消費額の合計としては、全市では日帰り客が9,753円、宿泊客が43,298円となっ ており、全体の平均では15,926円となっている。昨年と比較すると日帰り客(8,722円)が増加して いるが、宿泊客(46,679円)、全体(17,267円)は減少している。消費額の内訳をみると昨年と比 較し、日帰り客の「買物費」が5,292円で、昨年(3,999円)から増加している。
 地区別にみると合計金額は『有馬』が3万円を大きく超えて最も高い。次いで『北野』が2万円 を超え高くなっている。項目別にみると「宿泊費」、「飲食費」は『有馬』、「買物費」は『西北 神』がそれぞれ最も高い。<(10)参照>
(7) 立ち寄り先
 神戸市以外も訪問予定があるという割合は、全市では1割を超え、その内訳としては神戸市以外 の兵庫県内が最も高く、次いで大阪府、近畿以外の順となっている。地区別でみると神戸市以外も 訪問予定があるという割合は『北野』で2割を超え、最も高い。
 市内での立ち寄り先(地域)としては、全市では全体及び主目的の割合ともに「新神戸・三宮 ・元町周辺」が最も高くなっている。<(11)参照>
(8) 来神回数・再来訪意向・満足度
 市外から訪れた人の神戸訪問について、全市では「5回目以上」が7割となっており、今回が 「初めて」という割合は1割に満たない。地区別でみると「初めて」は『北野』で約2割と最も高 く、次いで『有馬』、『神戸港』で約1割となっている。
 今後の再来訪意向として「また神戸に来たいと思うか」をたずねたところ、「大変そう思う」が 全市では6割を超え、「そう思う」は3割を超える。
 旅行全体の満足度としては、全市では「満足」が5割を超える。地区別にみると、「満足」 の割合は『六甲・摩耶』『有馬』『西北神』で6割を超えて高くなっている。 <(12)(13)(14)参照>
(9) .神戸市観光に期待すること
 神戸市観光に期待することとしては、全市では「多彩なイベント・祭りなどの開催」が最も高く、 次いで「案内表示の充実・整備」の順となっている。 地区別にみると、『有馬』では「案内表示の充実・整備」、「市内間交通アクセスの改善」が約 4割と他の地区と比較して高くなっている。 <(15)参照>
2.分析の詳細
(1)性別構成
●性別構成としては、全市では「男性」が47.2%、「女性」が52.8%となっている。 前年度と比較すると男性が3.7ポイント増加している。
●地区別にみると、『有馬』を除く地区では女性の占める割合のほうが高くなっており、特に『北野』 では約6割となっている。
(2)年齢構成
●年齢構成としては、全市では「60歳以上」が23.2%で最も高く、次いで「50歳代」(19.8%)、 「30歳代」「40歳代」(ともに18.2%)の順となっており、昨年と同様に、40歳代以上が約 6割となっている。
● 地区別にみると、『北野』では30歳代以下が41.7%と約4割で他に比べて高く、『有馬』は 50歳代以上が47.1%で他に比べ高い。
(3)居住地
●居住地をみると、全市では「近距離(近畿)」(80.4%)が約8割を占める。内訳としては、 「神戸市」(36.2%)が最も高く、次いで「兵庫県(神戸市以外)」(19.5%)、「大阪府」 (17.7%)の順となっている。「近距離(近畿)」は、昨年(76.6%)より3.8ポイント増加 している。
●地区別にみると、「遠距離」は『北野』(37.0%)が飛び抜けて高く、次いで『有馬』(27.0%) 『市街地』(23.9%)の順となっている。
(4)交通機関利用状況
@神戸までの主な利用交通機関
● 神戸までの主な交通手段は、全市では「車、バイク」(38.3%)が4割近くと最も高くなっており、 前回(38.5%)から差はみられない。
● 地区別にみると、『西北神』では「車、バイク」(88.0%)が約9割で飛び抜けて高い。 『北野』では「新幹線」(28.8%)が、また『有馬』では「バス」(16.3%)が他に比べて高い。 鉄道利用者は『北野』(67.7%)で最も高く次いで『神戸港』(58.9%)、『市街地』(55.4%) で高い比率となっている。
A神戸市内での主な交通手段
●神戸市内での主な交通手段としては、全市では昨年同様「車、バイク」(37.8%)が最も高く、 次いで「JR」(22.0%)の順となっている。
●地区別にみると、「JR」は『北野』(34.8%)、『神戸港』(33.1%)で3割を超えて高くなって いる。『市街地』では「JR」、「車、バイク」はともに26.6%となっている。その他の地区では 「車、バイク」の割合が最も高く、特に『西北神』(86.8%)では8割を超え、飛び抜けて高くなっ ている。
(5)神戸観光の動機
●神戸観光の動機(きっかけ)としては、全市では「家族・友人・知人の話」(45.4%)が最も高く、 次いで「前に来てよかった」(29.6%)、「インターネット」(23.3%)の順で高くなっている。 「家族・友人・知人の話」が昨年(25.0%)から20.4ポイント増加となった。
●地区別にみると、『六甲・摩耶』を除く地区で「家族・友人・知人の話」が最も高くなっている。 「前に来てよかった」は『六甲・摩耶』(40.9%)で約4割と他の地区に比べ高くなっており、 「インターネット」は『西北神』(31.9%)、『市街地』(26.4%)、『神戸港』(26.2%)で高く なっている。
(6)情報収集の方法
●旅行決定前後における情報収集の方法としては、全市では旅行決定前では「家族・友人・知人の 話」(42.4%)が4割を超えて最も高く、次いで「インターネット」(39.5%)が約4割となっている。 旅行決定後では「インターネット」(37.5%)が約4割で最も高く、次いで「家族・友人・知人の話」 (27.7%)が約3割となっている。
●地区別でみると、旅行決定前では『市街地』『六甲・摩耶』を除く各地区で、「家族・友人 知人の話」が最も高くなっている。また旅行決定後では『北野』『神戸港』『西北神』を除く各地区で、「インターネット」が最も高くなっている。
(7)旅行同行者
● 旅行同行者は、全市では「配偶者・パートナーのみ」(22.3%)が最も高く、次いで「友人知人」 (21.9%)、「一人」(19.9%)の順となっている。「配偶者・パートナーのみ」は昨年(20.0%) から2.3ポイント増加。一方で、「友人知人」は昨年(24.4%)から2.5ポイント減少している。
● 地区別にみると、『北野』『六甲・摩耶』では「友人知人」が約3割と、他の地区よりも高くなって いる。『神戸港』『須磨・舞子』では「家族(未就学児を含む子連れ)」が約2割と、他の地区より も高くなっている。
(8)旅行形態
● 旅行形態としては、全市では「予約なし」(74.6%)が7割を超える。
● 地区別にみると『有馬』では「個人で予約」(56.5%)、「パック旅行」(3.8%)、「フリープラン」(0.9%)、「団体旅行」(3.5%)を合わせると6割以上が予約ありと、他の地区よりも高い。 また『北野』においても約4割が予約ありとなっており『有馬』に次いで高くなっている。 一方、その他の地区では「予約なし」の割合が高く、『西北神』(91.2%)、『須磨・舞子』(88.8%) では約9割となっている。
(9)旅行の日程および宿泊地
●旅行の日程(宿泊の有無) としては、全市で「宿泊(神戸に宿泊)」(17.8%)が約2割と、 昨年(22.5%)より4.7ポイント減少している。「日帰り(宿泊なし)」(76.5%)、「日帰り (神戸以外に宿泊)」(5.7%)と日帰りが8割以上を占める。
●地区別でみると「宿泊(神戸に宿泊)」は、『有馬』(49.4%)が約5割、『北野』(36.7%)では 約4割となっている。「日帰り(宿泊なし)」は『西北神』(93.3%)では9割を超え、 『須磨・舞子』(89.9%)では約9割と高,くなっている。
(10)神戸市内での消費額
● 神戸市内での消費額(合計)としては、全市では日帰り客が9,753円、宿泊客が43,298円となっ ており、全体の平均では15,926円となっている。昨年と比較すると、日帰り客(8,722円)が増加 しているが、宿泊客(46,679円)、全体(17,267円)は減少している。 日帰り客の「買い物」(5,292円)が昨年(3,999円)から約1,300円と大幅に増加している。
● 地区別にみると合計金額は『有馬』が最も高く36,147円、次いで『北野』が22,039円と高い。 項目別にみると「宿泊費」は『有馬』(13,673円)、「飲食費」は『有馬』(5,881円)、「買 物費」は『西北神』(14,861円)がそれぞれ最も高い。
(11)立ち寄り先
@神戸市以外の立ち寄り先
●神戸市以外にも立ち寄るという人は全市で14.2%で1割を超える。内訳では「兵庫県内」(6.5%) が最も高く、次いで「大阪」(5.3%)、「近畿以外」(2.7%)の順となっている。
●地区別にみると、神戸以外に立ち寄る人の割合は、『北野』(26.0%)が最も高く、次いで『市 街地』『有馬』(ともに18.0%)の順となっている。
A神戸市内の立ち寄り先
●地域ごと(広域)の神戸市内の立ち寄り先としては、全市では「新神戸・三宮・元町周辺」 (30.9%)が最も高く、次いで「神戸港・メリケンパーク・ハーバーランド」(21.5%)、 「六甲山・摩耶山」(20.2%)の順となっている。
●地区別にみると、それぞれの対応する地区を除いては、『北野』では「新神戸・三宮・元町周 辺」(58.9%)で約6割と高い。また、『有馬』では「六甲山・摩耶山」(46.8%)が 他の地区に比べ、高い割合となっている。
(12)来神回数
●市外から訪れた人の今回の来神回数としては、全市では「5回目以上」(70.0%)が7割とな っており、昨年度(67.5%)から2.5ポイント増加。「初めて」(9.3%)は1割に満たない。
●地区別にみると「5回目以上」は『西北神』(89.5%)で約9割、次いで『須磨・舞子』 (78.5%)では約8割となっている。「初めて」は『北野』(21.7%)、『有馬』(10.7%)、 『神戸港』(10.2%)が他の地区に比べやや高くなっている。
(13)再来訪意向
●市外からの訪問客の再来訪意向として「また神戸に来たいと思うか」をたずねたところ、全市 では「大変そう思う」(64.5%)が6割を超え、「そう思う」(33.9%)を合わせるとほぼ 100%が再訪を望んでいる。
●地区別にみると、「大変そう思う」は『西北神』(77.2%)で最も高く、次いで『須磨・舞子』 (74.1%)、『六甲・摩耶』(71.3%)の順となっている。
(14)満足度
● 旅行全体の満足度としては、全市では「満足」(52.5%)と5割を超えるが、昨年(54.1%)から 1.6ポイント減少している。
● 地区別にみると「満足」は『六甲・摩耶』(69.9%)、『西北神』(65.8%)、『有馬』(64.1%) で6割台と高くなっているのに対し、『須磨・舞子』(38.2%)では約4割にとどまっている。
(15)神戸市観光に期待すること
●神戸市観光に期待することとしては、全市では「多彩なイベント・祭りなどの開催」(23.1%)が 最も高く、次いで「案内表示の充実・整備」(20.6%)、「観光情報の積極的な発信」(19.2%)、 「市内間交通アクセスの改善」(19.1%)の順となっている。
●地区別でみると、「案内表示の充実・整備」は『有馬』(40.2%)、『北野』(29.2%)で高く なっている。「市内間の交通アクセスの改善」は『有馬』(40.7%)で最も高く、次いで、『西北神』 (24.6%)が高くなっている。
過年度(〜令和5年度)の調査結果(確定分)については、
神戸市役所 (経済観光局観光企画課)のホームページ「観光入込客数調査」をご覧下さい。
(神戸市経済観光局観光企画課から提供いただきました)
当研究館のホームページ内で提供しているテキスト、資史料、写真、グラフィックス、データ等の無断使用を禁じます。

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