●コミュニティ放送局FMわいわい
震災の直後から、地域に暮らす外国人住民に必要な震災情報、生活情報などを多言語で発信し続けてきたFMわぃわぃは「多文化共生と人間らしいまちづくり」のメッセージを10の言語で発信しています。また、地上波だけではなくインターネットでの放送や、いつでも番組を聴くことができるようライブラリー化も行っています。さらに放送するだけの場所ではなく「まち」の人々が集い、生の情報交換と新たな知恵を創造するサロンにもなっています。 ●(特活)多言語センターFACIL
地域住民である外国人が必要とする情報の翻訳、生活現場で必要な通訳者の派遺など、地域の多言語環境を促進し、また外国人を含む地域の住民や行政機関、医療機関、地域の企業などからの多言語・多文化な二−ズに様々な形でお応えしています。専門分野でありながら「ボランティア」の領域であった活動をNPOのコミュニティビジネスとして28言語で展開しています。
●ワールドキッズコミュニティ
滞曰が長期化している外国にルーツをもつ子どもたちを取り巻く環境改善のため、誰もが自分のアイデンティティに自信をもてるような青少年育成活動と、親の住民意識の向上を目指し、外国人コミュニティの自立支援活動を展開しています。さらに多文化な子どもたちによる表現活動“Re:C`にもとりくんでいます。 ●AMARC日本協議会
世界117の国・地域で活動する5、000以上のコミュニティラジオ局が連帯し、国際的な協力のもとに、コミュニティと市民参加型ラジオの発展に寄与する活動をしているのが、国際NGO「世界コミュニティラジオ放送連盟(英語名:World Association of Community Radio Broadcasters、略称:AMARC)」です。AMARC日本協議会はその日本事務局で、コミュニティが所有・運営し、そこに暮らす人々が参加する非宮利型のラジオ局のネットワークを通じて、貧困や差別の解消、少数者の表現の自由などに取り組んでいます。