編集担当図書紹介『災害対策全書』(ひょうご震災記念21世紀研究機構)2011.5.30 鰍ャょうせい 発刊
●発刊にあたって いま、世界各地で巨大地震が発生し、また地球環境の変化によると思われる熱波・干ばつや集中豪雨などの異常気象が多発しています。 さらに、環境汚染、新型インフルエンザ、テロに凶悪事件や巨大事故などによる“新しい災害”が相次ぎ、人類社会のリスクを増大させています。 そして、グローバル化、技術発展に都市への人口集中と相まって、高齢化、核家族化のなかで市民生活も多様化して、それらが被害を大きくしています。 本書は全国の研究者、専門家、行政の担当者、医師、文化人等が阪神・淡路大震災をはじめ内外で多発している各種災害をベースに災害発生時の応急対応策から復興対策、そして、今後に予想される巨大災害に備える防災・減災対策まで災害対策の各般にわたる実践的で総合的な手引書としてまとめたものです。 手元に置かれて、災害対策の強化はもとより、「安全・安心社会」づくりに大いに活用されるよう願っています。
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