主な映画・テレビドラマに登場するひょうご(ロケ地)
  (郷土史にかかる談話 63)
主な映画・テレビドラマに登場するひょうご(ロケ地)  

ひょうごロケ支援Net

ひょうごロケ地MAP
豊かな自然、歴史、文化が四季の彩りに併せて、正に「絵になる」ひょうご。映画やテレビに、舞台として、ロケ地として、多く登場しています。世界遺産あり、絶景あり、歴史的な遺産、文化財も豊富に、また都会の魅力を代表するような箇所が取り上げられています。
 それらの主なものを地域別に紹介しましょう。

※ひょうごロケ支援Net
兵庫県北から南へ西から東へ、まるごとひょうごロケ支援Netが支援します。県と県内のFC・市町等が連携し、兵庫県内での映画やテレビなどの映像制作のために様々なサービスを提供しています。
@撮影場所の紹介・情報提供を行います。A可能な限り、ロケハンの案内やロケの立ち会いを行います。B各種許可申請に関する情報提供を行います。Cその他、撮影に関する各種ご相談に応じます。
 
 黒澤監督の不屈の名作『隠し砦の三悪人』(1958年)、『姿三四郎』(1965年)、松本清張の推理小説『内海の輪』(1971年)は西宮市北部の奇岩地の蓬莱峡で撮影されました。谷崎潤一郎の『細雪』(1959年)は、夙川堤(西宮市)や阪急芦屋川駅(芦屋市)が、堀江謙一さんの『太平洋ひとりぼっち』(1963年)は西宮浜、加山雄三の『海の若大将』(1966年)はこの西宮浜と関西学院(西宮市)、『大菩薩峠』(1966年)の撮影は宝塚山中で行われました。NHK大河ドラマ『義経』(1966年)には川西市の多田神社が、村上春樹の『風の歌を聴け』(1981年)では今は取り壊されてしまった西宮球場や香櫨園テニスコート、芦屋市民プール、芦屋浜が登場します。野坂昭如の『火垂るの墓』(アニメ1988年、TVドラマ2005年)は、西宮回生病院、阪神電鉄香櫨園駅、阪急電鉄夙川駅、夙川公園(西宮市)、ニテコ池ほかが登場。『シーズ・レイン』(1993年)には芦屋市民プール。

涼宮ハルヒの時計塔
(西宮市)
 西宮を主舞台にした『涼宮ハルヒの憂鬱(シリーズ)』(2006年〜)には多くのモデル箇所が登場します。尼崎中央商店街、県立西宮北高校、阪急電鉄西宮北口駅とその駅前公園、(ハルヒの)時計塔、その近くの珈琲店カフェ・ドリーム、アクタ西宮(北口図書館)、香櫨園駅前中央図書館、夙川学院中高等部、夙川公園、甲山、市立大社中学校、市立上が原中学校、廣田神社、ロイヤルホームセンター西宮、武庫川河川敷、西宮中央運動公園などなど。
 『阪急電車・片道15分の奇跡』(2011年)では、宝塚市立手塚治虫記念館、宝塚ガーデンフィールズ、宝塚ホテル(宝塚市)、関西学院、夙川公園(西宮市)、平林寺(宝塚市)ほか、阪急今津線沿線各地などが映っています。
 昭和レトロを醸し出す『ALWAYS・続三丁目の夕日』(2007年)に武庫川女子大学甲子園会館、この甲子園会館では、TVドラマ『落日燃ゆ』(2009年)やTVドラマ『球形の荒野』(2010年)、映画『日本のいちばん長い日』(2015年)、映画『秘密 THE TOP SECRET』(2016年)が登場します。『ALWAYS三丁目の夕日‘64』(2012年)では、尼崎市立文化財収蔵庫というちょっとマイナーな箇所が。
 人気コミックの映画化『縫い裁つ人』(2014年)に、能勢電鉄「山下駅」近くの旧平賀邸(川西市郷土館)、西宮市のヨシムラ洋服店、神戸女学院(西宮市)と多くの街並みが登場します。
 また、『長門有希ちゃんの消失』(2015年)は、以前の『涼宮ハルヒの憂鬱』のサイドストーリー作品で、バイプレイヤーの長門有希ちゃんが主人公のアニメ。これにはハルヒと同様の舞台になりますが、阪急西宮北口駅、ハルヒの時計塔、珈琲屋ドリーム、廣田神社、夙川公園、夙川河川敷、県立西宮北高校、西宮市立中央図書館、武庫川河川敷、甲山森林公園なかよし池、阪急甲陽園駅周辺、西宮上が原周辺、芦屋の苦楽園口周辺、樋ノ池公園、尼崎の尼崎駅前商店街などが取り上げられています。
 NHKの朝ドラ『べっぴんさん』(2016年)は、主には神戸市内や淡路島が中心ですが、能勢電鉄「山下駅」近くの旧平賀邸(川西市郷土館)とその隣にある和風の旧平安邸が創業者仲間の家として、この進駐軍に接収された洋館が登場します。

尼崎市立文化財収蔵庫(尼崎市)

宝塚市立手塚治虫記念館(宝塚市)

多田神社(川西市)

ニテコ池(西宮市)

蓬莱峡(西宮市)

廣田神社(西宮市)

関西学院(西宮市)

夙川公園(西宮市)

 NHK大河ドラマ『太閤記』(1965年)と翌年の同ドラマ『秀吉』(1996年)には三木城跡(三木市)。『ココニイルコト』(2001年)では明石市立天文科学館、『カムイ外伝』(2009年)では加西市の古法華自然公園、長石石切場、ハイキングコースで撮影されました。特番かんさいTV『みんなで考える戦後70年〜芸能人が探る自分ヒストリー〜』(2015年)には三木市の旧玉置家住宅、旧三木鉄道石野駅舎、八神神社、御坂サイフォン浮沈橋、三木商工会館が登場します。

三木城跡(三木市)

旧玉置家住宅(三木市)
 野坂昭如の『火垂るの墓』(TVドラマ2005年)は、旧鶉野海軍飛行場跡の旧道で撮影されました。妹尾河童さんの映画『少年H』(2012年)のロケには、加古川市のニッケ社宅街が、また、NHKの朝ドラ『マッサン』(2014年)では、同じく「ニッケ社宅倶楽部」の建物がロケに使われました。

明石市立天文科学館
(明石市)

御坂のサイフォン浮沈橋
(明石市)

法華一乗寺(加西市)

旧鶉野海軍飛行場跡
(加西市)
 
 西播磨地域でロケ地に取り上げられるだんトツは姫路城です。東映『宮本武蔵』(1961年)、『椿三十郎』(1962年)、ショーン・コネリーと浜美枝の『007は二度死ぬ』(1967年)、『柳生一族の陰謀』(1978年)、『将軍』(1980年)、黒澤監督の『影武者』(1980年)、『梟の城』(1999年)、NHK『プロジェクトX“白鷺舞え・空前の解体工事”』(2001年)、TBS時代劇『水戸黄門』(2002年)、NHK大河ドラマ『武蔵〜MUSASHI~』(2003年)、松竹『隠し剣 鬼の爪』(2004年)、NHK『姫路城〜白鷺の迷宮・400年の物語〜』(2004年)、『大奥』(2006年)、東映『憑神』(2007年)、ドラマ『暴れん坊将軍』(2008年)、『カムイ外伝』(2009年)、『るろうに剣心』(2012年)、『天地明察』(2012年)、『大奥〜永遠〜右衛門左・綱吉編』(2012年)、NHK『歴史秘話ヒストリア“石田三成と黒田官兵衛”』(2014年)、NHK『ひょうご官兵衛を訪ねて・総集編』(2014年)、NHK『歴史秘話ヒストリア“なんでこんなに真っ白なの”』(2015年)、と続々登場します。
 その次に多く登場する赤穂市では、NHK大河ドラマ『赤穂浪士』(1964年)、同『元禄太平記』(1975年)、同『峠の群像』(1982年)、同『元禄繚乱』(1999年)には赤穂城跡が、また、『最後の忠臣蔵』(2010年)やドラマスペシャル『忠臣蔵〜その男大石内蔵助〜』(2010年)や『47RONIN』 (2013年)には城跡のほか赤穂市内の浪士ゆかりの地が、『超高速!参勤交代リターンズ』(2016年)など多くに登場します。
 書写山圓教寺(姫路市)も格好のロケ地です。『ラストサムライ』(2003年)、NHK大河ドラマ『武蔵〜MUSASHI~』(2003年)、東宝『源氏物語 千年の謎』(2011年)、『天地明察』(2012年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)、『駈込み女と駆出し男』(2015年)など。
 姫路城の近くの好古園も多い。TBS時代劇『水戸黄門』(2002年)、『TAJOMARU』(2009年)、『るろうに剣心』(2012年)、『大奥〜永遠〜右衛門左・綱吉編』(2012年)、『幕末高校生』(2014年)など。
 播磨の小京都と称されるたつの市旧市街地も、その落ち着いた風情のある街並みがロケ地に選ばれることが多くなっています。フジTVの山村美沙サスペンス『赤い霊柩車・武者行列殺人事件』(2012年)では、赤とんぼ歌碑、龍野城、聚遠亭、武者行列、如来寺、カネキ醤油、末廣醤油、旧脇坂屋敷周辺道路、如来寺周辺道路、JR本龍野駅、室津港などが登場します。

姫路城(姫路市)

書写山圓教寺(姫路市)

大石神社(赤穂市)
  その他の箇所では、同『太平記』(1991年)では上郡町の赤松氏ゆかりの円心館、松竹『男はつらいよ・寅次郎夕焼け小焼け』(1976年)ではたつの市の市街と赤とんぼ公園、NHK大河ドラマ『てるてる家族』(2003年)には姫路市内のヒメジアリーナ、動物園、姫路セントラルパークも映っています。NHK大河ドラマ『新撰組』(2004年)には亀山本徳寺(姫路市)、NHK『姫路城〜白鷺の迷宮・400年の物語〜』(2004年)には城のほかに千姫天満宮、伊勢屋本店、姫路護国神社が登場。映画『火垂るの墓』(2008年)では姫路の清瀬一郎邸で撮影。
 『ノルウェイの森』(2010年)は姫路の北の神河町の砥峰高原で、ここは、NHK大河ドラマ『平清盛』(2012年)、TVドラマ『上意討ち〜拝領妻始末〜』(2013年)。
 NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)では砥峰高原のほか廣峯神社(姫路市)や亀山本徳寺(姫路市)が、また、赤西渓谷(宍粟市)がタイトルバックに登場。
 『るろうに剣心』(2012年)と『幕末高校生』(2014年)には西御屋敷跡庭園(姫路市)が登場します。
  最近では、いろいろな箇所が選ばれています。『夏の終り』(2012年)や、NHK朝の連続ドラマ『あさが来た』(2015年)では姫路市内の兵庫県立大学の新在家キャンパスのゆりの木会館(旧高校校舎)・講堂が、『寄生獣』(2014年)には姫路市内の山陽内科クリニックや山陽電車沿線のアパートが、NHK『ひょうご官兵衛を訪ねて・総集編』(2014年)には城のほかに広峯神社、青山古戦場跡、御着城跡、国府山などが登場しています。
 映画『本能寺ホテル』(2017年)には姫路市内の亀山本徳寺でロケ。

赤穂城跡(赤穂市)

御着城跡(姫路市)

兵庫県立大学の新在家キャンパスとゆりの木会館(旧高校校舎)(姫路市)

青山古戦場跡(姫路市)
 
  但馬ではやっぱり竹田城跡(朝来市)が有名です。『天と地と』(1990年)では天空の城を再現、NHK大河ドラマ『花の乱』(1994年)と、高倉健の『あなたへ』(2012年)にも城跡とともにJR竹田駅が登場。また、『天地明察』(2012年)、『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦の段』(2013年)、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年)にも。
  城崎温泉(豊岡市)も撮影常連の地、MBSドラマ『浅見光彦シリーズ・城崎温泉殺人事件』(1995年)が辰巳豚郎で老舗旅館の三木屋ほか温泉街・玄武洞なども、また、NHK朝の連続ドラマ『ふたりっ子』でも温泉と香住の海岸風景が、『SUPPINぶるうす ザ・ムービー』(2004年)でも温泉が登場。
 ほか、吉永小百合さん主演で人気を集めたNHKドラマ『夢千代日記』(1981〜1984年)は舞台となった湯村温泉(新温泉町)が、冒険家の『植村直樹物語』(1986年)では豊岡市の植村直樹記念館が、また、NHK大河ドラマ『新撰組』(2004年)には、豊岡市出石町内の桂小五郎が潜居していた屋敷が登場します。

竹田城跡(朝来市)

城崎温泉(豊岡市)

香住海岸(香美町)

湯村温泉(新温泉町)

玄武洞(豊岡市)

城崎温泉三木屋(豊岡市)
 
 丹波では篠山城跡の大書院(篠山市)がロケ地に選ばれます。NHK大河ドラマ『徳川家康』(1983年)、NHK大河ドラマ『葵徳川三代』(2000年)、映画では『火天の城』(2009年)に登場。『行きずりの街』(2010年、TVドラマ『水戸黄門』(2011年)、映画『女信長』にも。

篠山城大書院(篠山市)

柏原藩陣屋跡(丹波市)

達身寺(丹波市)
渥美清の金田一耕助シリーズ『八ッ墓村』(1977年)では丹波市の古刹・達身寺が、NHK大河ドラマ『春日局』(1989年)で出身地の丹波市春日町の興禅寺が、NHK大河ドラマ『江・姫たちの戦国』(2011年)では柏原藩陣屋跡(丹波市)が登場します。
 
 淡路島は島内各地にロケ地があります。『瀬戸内少年野球団』(1984年)では、高田屋嘉兵衛公園(洲本市五色町)、同公園内の瀬戸内少年野球団の碑、また南あわじ市の阿那賀小学校、洲本市の船瀬漁港や鳥飼八幡宮が登場。阪神淡路大震災を描いた『マグニチュード』(1997年)では洲本市街、NHK大河ドラマ『功名が辻』(2006年)では阿波藩とゆかりの洲本城跡、洲本市立文化史料館など、『BRAVE HEARTS 海猿』(2012年)、『長谷川町子物語〜サザエさんが生まれた日』(2013年)は南あわじ市の名勝・慶野松原が、『幕末高校生』(2014年)に淡路島内が映っています。
 NHK朝の連続ドラマ『あさが来た』(2015年)のラストシーンは、あわじ花さじき(淡路市)で撮影されました。また、同じくNHK朝の連続ドラマ『べっぴんさん』(2016年)は主な舞台は神戸ですが、淡路市の国立明石海峡公園や佐野・長畠地区でも撮影されました。

瀬戸内少年野球団の碑(洲本市)

高田屋嘉兵衛公園(洲本市)

慶野松原(南あわじ市)

洲本市立文化史料館(洲本市)

 神戸については、別ページを参照ください。
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(48)映画・TVドラマ
に登場する神戸
(ロケ地)

(46)小説『少年H』の舞台、神戸の
下町を巡る
その他、小説・アニメ・漫画の舞台
 これらの他に、小説・アニメ・漫画の舞台となっている主だった箇所も紹介します。志賀直哉『城之崎にて』は豊岡市の城崎温泉、新田次郎『孤高の人』は新温泉町の氷ノ山や神戸の六甲山が、司馬遼太郎『菜の花の沖』は地元の洲本港など。手塚治虫の漫画『アドルフに告ぐ』は、宝塚市や神戸市が(別ページ参照)、また、木村紺の漫画『神戸在住』には、神戸市のほか姫路市、明石市、淡路市、洲本市と多く登場します(別ページ参照)。
※別ページ:右の写真をクリックして下さい。

(58)漫画『アドルフに
告ぐ』
(手塚治虫・作)
の 舞台(神戸)を巡る

(56)漫画『神戸在住』(木村紺・作)の舞台を巡る
 横溝正史の金田一耕助シリーズ(別ページ参照)には、『八つ墓村』は神戸が、『悪魔が来たりて笛を吹く』の舞台は神戸のほか、明石港、淡路市の岩屋・仮谷。『悪魔の手毬唄』では神戸のほかに佐用町、『三つ首塔』では宍粟市一宮町、『悪霊島』では神戸のほか宍粟市山崎町が舞台になっています。
 内田康夫の浅見光彦シリーズ(別ページ参照)では、『遺譜・浅見光彦最後の事件』には篠山市、丹波市、西宮市、神戸市、『“須磨明石”殺人事件』には明石市、神戸市、『神戸殺人事件』では芦屋市、西宮市、三木市、神戸市、『遺骨』には明石市、淡路市、『神苦楽島』には淡路市、洲本市、南あわじ市、神戸市、『薔薇の殺人』には宝塚市、神戸市、『はちまん』には川西市、神戸市、『白鳥殺人事件』には尼崎市、神戸市が舞台として登場します。
※別ページ:右の写真をクリックして下さい。

(14)名探偵
金田一耕助と
ひょうご

(31)名探偵
浅見光彦と
ひょうご
(2016年5月〜、11月)

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