執筆活動
  共著紹介『ニューツーリズム読本』(ツーリズム研究会JTRA)

共著紹介『ニューツーリズム読本』(ツーリズム研究会JTRA)

2012.9.1  友月書房 発行  定価1,500円+税(税込み価格1,620円)
お陰様で、全冊頒布を終えました。在庫はもうありません。ご購読ありがとうございました。(2018年1月)           NPO法人ツーリズム研究機構(JTRA)
●本書「編集後記」より
 従来の“観光”とは違った“ツーリズム”という聞きなれない概念に魅せられて提唱を続け、新たな政策や地域振興・企業活動の方向を目指して有志の方々が「ツーリズム研究会」に参集し、活動を続けて12年。
 今や“ツーリズム”の概念は各方面に浸透し、日本政府の観光立国推進基本法の制定、推進基本計画のなかにも位置づけされています。
 それでもなお、観光を主テーマとして地域活性化に取り組まれているなかで、従来の狭い画一的な守備範囲での対応には限界があり、もっと有機的、関連的に枠を拡大して考える必要が感じられ、各地で新たなその取組みも見受けられるようになってきました。これらが、ツーリズム、ニューツーリズムの範疇にあります。
 研究会は、毎年発行してきた会誌『ツーリズム研究』の別冊として、この度創立10周年を記念した、『ニューツーリズム読本』に研究会会員たちの日頃の取組みや思いをまとめました。ただ、研究会活動は全員が自発的なボランティアとの考え方で運営しており、本来掲載すべきテーマの項目を強制的に割り振って収録することができなかったことも心残りでありますが、既に従前の研究会会誌に掲載されたものでも適するものは若干再掲しております。

 この本が、ツーリズム、ニューツーリズムの概念の理解と、各地域の活性化・振興策・まちづくり・まちおこし、企業の戦略を考え取り組まれるうえで、ヒントやアイデアの参考となれば幸いです。
 発行に際して、ご指導ご協力を賜わりました近畿運輸局、近畿経済産業局、在阪の外国公館、地方自治体、大学、関係機関、関係者のみなさまに感謝いたします。
  2012年(平成24年)9月                 ツーリズム研究会『ニューツーリズム読本』編集委員会

●本書「目次」より

巻頭言「ツーリズム元年」

1.ニューツーリズムの概念
(1)ニューツーリズムの概念
・ニューツーリズムの推進
・地域活性化とツーリズム
・ツーリズムダイナミズムからみたニューツーリズムの可能性
・ニューツーリズムへの提言
・ツーリズムによる第二の開国
・オーストラリアのツーリズム政策〜新たな挑戦〜
・融通と共感(Article for Tourism Kenkyokai)
・モデルになる「ひょうごツーリズム戦略」

2.カテゴリー
(1)エコ・ツーリズム
・エコツーリズム
・コウノトリツーリズム
(2)グリーン・ツーリズム
・森林ツーリズム
・理想の都“森のまち”は永遠のテーマパーク
・田舎暮らしへのお誘い
(3)ヘルス・ツーリズム
・ユニバーサルツーリズム
・車椅子でハワイへ〜バリアフリーツーリズム〜
(4)ロングステイ
・留学生による諸交流の実態とツーリズムへの影響
・アメリカン・ガールの「おとうさん」になっちゃった!
(5)文化観光
・ヘリテージ・ツーリズム(HERITAGE TOURISM)
・ 現在と過去の混在する島・日本(A LAND BOTH ANCIENT MODERN)
・日本文化の継承・発展・創造を目指して
・郷土史探訪のすすめ
・四国遍路における「へんろ道」および周辺で感じたこと〜「無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法」
・自転車で旅する京のまち
・一度行ってみたい宝塚大劇場
(6)産業観光
・産業ツーリズムの魅力
・東大阪”モノづくり観光”活性化プロジェクト〜「モノづくりの心」を伝える〜
・近代化遺産・産業遺産とツーリズム、その保存と活用
・大阪企業家ミュージアム
・鉄道廃線ノスタルジア

(7)その他・イベント
・地中海クルーズ船に乗って
・「せとうち感動体験クルーズ」レポート
・夢灯す、光の彫刻「神戸ルミナリエ」
・B級グルメとB-1グランプリ

3.ニューツーリズムの新しい取組み
(1)観光資源の発掘・活用(ハード)
・地域資源と交流事業
・歴史まちづくり〜地域における歴史的風致の維持及び向上〜
・最大のツーリズム資源「世界遺産」登録をめざして
・道の駅
・古民家の再生
・阪神淡路大震災も忘れてはならない郷土の歴史
(2)資源の有効活用(ソフト)
・「Japan MICE」の振興はニューツーリズムの原点
・観光におけるICTの利用と活用方法
・コミュニティ・ベースド・ツーリズム
・外国人が興味をもつ兵庫の観光スポット〜海外ツーリストからの問合せから〜
・外国人へのおもてなし
・ホスピタリティ・マインドを育てる
・ ツーリズムにおけるホスピタリティ
・ユー・エス・ジェイ(USJ)のホスピタリティー
・町あるき観光に於ける観光ボランティアの役割について
・観光ボランティアガイドさんへ期待
(3)商品化とマーケットへの訴求
・ニューツーリズム〜成功させるためのキーとはなにか〜
・魂の売り方〜ツーリズムと日本に関する思い(How to Sell Your Soul.)
・国際化の中でのホテルのブランド戦略(部門長の役割と任務の重要性について)
・ホテル、レストラン、バー、そしてタクシーのチップについて
・テーマパーク内のオフィシャルホテルとしてのヒルトン
・下町から発信するニューツーリズム
・ご当地検定の概要と活用

執筆者一覧

ツーリズム研究会の紹介

編集後記

●出版社のホームページへ
在庫はもうありません。ご購読ありがとうございました。
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 友月(ゆうげつ)書房のホームページ(http://www.koyu-p.com/yuugetu.html)に リンクしています。
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※掲載項目(写真をクリックして下さい)

(1)郷土史探訪のすすめ

(4)阪神淡路大震災も忘れてならない郷土の歴史

(21)鉄道廃線
ノスタルジア

(1)歴史まちづくり

(4)ひょうごの「道の駅」

(8)夢灯す、光の彫刻「神戸ルミナリエ」

(10)ひょうご田舎暮らしへのお誘い

(15)古民家の再生促進

(18)兵庫「ご当地グルメ」とB-1グランプリ

(1)地中海クルーズ船に乗って
(地中海沿海国)

(3)理想の都“森のまち”は永遠の環境テーマパーク (イタリアほか)

(1)近代化遺産、産業遺産とツーリズム、
保存と活用

(2)世界遺産登録を
めざして

(4)ツーリズム振興に貢献するご当地検定(兵庫県内のケース)

(7)「ひょうごツーリズム戦略(平成23年3月兵庫県)」概要紹介

(8)観光ボランティアガイドさん(ニューツーリズムの担い手)に期待すること
●発行者「NPO法人ツーリズム研究機構(JTRA)」のホームページへ
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